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2008年6月 9日 (月)

六話 「沖縄米軍基地訪問」

 この6、7日に弊社が加盟する日本人事総研の沖縄研修があり、米軍基地に入れるというので急遽、予定をつけて参加しました。
 県庁での女性副知事との観光とIT産業の政策についての勉強会、石油関連企業訪問、それから米軍基地と充実の研修ツアーでした。
 何度か来ている沖縄ですが、地域特性を最大限に活かすしかないという経済戦略としての方向性のコンセンサスがほぼ揃ったように思われる点で、今回がこれからの可能性としての熱気を最も感じました。
 実際、県として現在も今後予定分も経済施策は積極的です。稲嶺前知事からの現実路線が定着し、実を結びつつあるのと、最もアジアに近い地理的利点が生かせる時代になったからなのでしょう。それと人口が増加している県では東京、神奈川についで3番目で、29歳以下の若年者比率は全国一です。
 IT関連企業の進出は昨年が162社でこの10年毎年20%以上伸ばしています。これまで沖縄のITと言えばコールセンターのイメージがありましたが、ソフト開発、データストック拠点など中身は思った以上に多様化しています。
 またちょうど行っている間の新聞に日本カジノ構想が載っていて、その候補地の一つに沖縄があげられていました。問題は多々あるでしょうが可能性としては一番の有力地なように思われます。
 このように特異な面を多く持ち、県としてはこれまではハンディとして捉えていたものを、逆に差別化をはかる材料として積極的に活用、アピールして行こうという姿勢が見られます。
 その特異面で最たるものが県面識の10%を占める米軍基地でしょうが、今回は兵站基地のキャンプ・ザ・キンザーをガイドつきで案内して貰いました。
 基地内は一切撮影禁止でバスで一通り見た後、基地内のクラブハウス(OFFICERS EBB TIDEとありますから、退役士官用でしょうか)で簡単な説明会がありました。
 説明ではやはり沖縄の地理的重要性、特に対中国を強調していましたが、確かに中国の近年の軍事予算18%の伸びは過度の拡大であり、防衛費を減らす日本としては脅威としか言えません。でもデリケートな基地問題は県外者が簡単にどうのこうの言えるほど単純ではありません。
 説明会の後は昼食となり、予想通りのでかくてぶ厚いステーキと山盛りのポテトでした。椅子やテーブルはアメリカ版クラシックのゴージャスな感じで、ハウス内にはバーが幾つもあり、70年代米国映画にあるような雰囲気が少し味わえました。

 春先から関与先の会社の慰安旅行が沖縄というのがすでに3社もあって不思議だったのですが、旅行会社がすすめるそのバックには県の観光計画があったらしいことに少々納得した次第です。

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