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2010年6月 2日 (水)

八十九話 景気の動向Ⅱ「貿易の数字」

Pict0099  数字の確認をしておきます。前回の神戸港を含む近畿圏の4月の貿易概況は輸出額が前年同月比31.1%増の1兆2800億円で5ヶ月連続前年を上回っています。なかでもアジア向けは39・9%増で過去最高記録とのことです。内容は電子部品がアジア全域で伸び、韓国向けが液晶部品で、中国は科学光学機器が好調のようです。
 輸入の方も好調で前年同月比23.4%増の1兆127億円で、1兆円超えはリーマンショック以来とのこと。これで「港の活気」が裏づけられました。
 日本の1~3月期のGDPの伸びは年率換算で5%弱、これも凄い回復ですが東南アジア主要5ヶ国は二桁の17.7%。この中身は中国、インド向けの輸出です。やはり当面はアジアの成長にのっかる企業が勝ち組となりそうです。

 もう一つ、前回の記事に中国観光客のことを書きましたが、4月の大阪の主要ホテルの客室Photo稼働率が81.2%と2ヶ月連続で80%を超え、前年同月比5.2ポイント改善です。ホテル阪神で同10.3ポイント上昇の88.8%と好調。中国観光客獲得に向けた営業強化が功を奏したようです。ベイ・シャトルが中国観光客で溢れていたのがこれで納得です。
 でも、やはり気になるのはここへ来ての円高です。好調な輸出と観光に水をかけらそうです。また、凄い勢いで起こっている生産の海外流出については別の機会に。(数字は日経より)

 写真上:続くコンテナトラックの列、写真下:荷の積み込みは夜間も続いています。

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