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2010年9月 8日 (水)

百三話 適格年金の終り

 企業年金の一つである適格年金(適年)がご存知のように2012年3月末で廃止になります。適年は退職金の積み立てに中小・中堅企業が随分と活用しました。廃止の対応措置に2002年4月から10年間の猶予期間があり、「まだ10年もある」と思っていたら、あっという間に終了日が目前となりました。
 まだ、1年半ほどあると思われている会社も多いみたいですが、移管措置の締切を年内としている幹事会社もあるようです。そうでないところも、実質来年3月ぐらいまでのところが多いようで、後は適年解約の対応を原則とするところが大勢のようです。

 関与先もほとんど移行が終わりましたが、まだ17000社(2010年3月時点)ほどが残っているといわれています。これまでの処理ペースだと、年間に6,7000社ぐらいですから、対応しきれず残ってしまうところが出てきそうです。

 適年を残すと、税制の優遇措置がなくなります。おそらく、掛け金は給与扱いで課税対象となり、退職金も一時金と同様に課税対象となるでしょう。問題は積立資産の移管先がなくなり、動かせなくなることです。多額の資産を残している会社はやはり、年内には決めるべきです。

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