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2010年10月19日 (火)

百八話 電子書籍ブーム

 16日に出版でお世話になっている明日香出版社の著者大会が虎ノ門の霞山会館でありました。37階から見下ろす下界は絶景です。目の前に皇居の全様が広がり、足元は金融庁、官邸まですっかり見えます。日本の中心の東京のそのまた中心に居る気がしてきます。
 最初に電子書籍ブームについて文化通信社の星野渉氏の講演がありました。シュリンクする出版界にとって黒船か救世主かというような、なにかとかまびすしい電子書籍の話題ですが、要点をついた話と関連データを細かく数字で示され、現在の状況がよくわかりました。

 いくつか取り上げますと、①日本の現在の電子書籍市場574億円(出版業界は2兆円市場) の91%が携帯コンテンツで、そのほとんどがコミックである。②これは日本の特殊事情、ちなみに41jznpzzzrl__aa115_先行しているといわれる米国の電子書籍市場はまだたかだか200億円程度である。③前回紹介した『もしドラ』は130万部出たが、そのうち電子書籍分は8万部で単行本では最高である。④Ipadの出現で日本でも雑誌の電子化が鍵となる。⑤それでもIpadの普及台数は20万台、デバイスが1000万台を超えないと本格化しない。だから日本の電子書籍市場はまだまだこれからである。
 なるほどですね。

 

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