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2010年12月

2010年12月25日 (土)

百十八話 鉄人28号効果

 神戸の長田は震災で大きなダメージをうけました。もともと靴屋さんなど手工業型の中小零細企業が密集した街でしたが、震災後の火災で焼け跡からの復興を余儀なくさPict0241_2 れました。かなり廃業などがあったようですが、現在も続けている会社はそれなりに気合の入ったところばかりのようです。

 長Pict0245田の復興を祈願して、鉄人28号の実寸大?モニュメントがJR新長田駅前 に昨年10月に完成しました。わたしなどはどっぷりと鉄人世代で、同時代のアトムよりもリアリティと共に畏敬の念すら感じ、鉄人のホンモノ?が見れるなどとはそれだけで痺れてしまいます。

  その鉄人が大阪市立大の小長谷一之教授らの試算で、完成からの半年間で142億7千万円の経済効果があったと発表されました。建設の事業費は1億7500万円だそうですから、たかだか半年で80倍の効果です。当初は「まったくムダだ」とか「もっと別なものに使え」とかの声もありましたが、近年では大成功の町興しとなりました。Pict0237

 実物はさすがに迫力があり、足元に立つと元気がもらえたよう な気分になります。神戸のPict0233新しい名所となりました。丁度行ったときも、中国からと思われる二人組みの女の子に写真を頼まれましたが、鉄人28号は海外でも知られているのでしょうか。
 わたしどもの関与先にも長田の中小企業と取引のあるところが結構あります。頑張れ鉄人!です。そのうち、長田の成功にならって鉄人のライバルのブラックオックスがどこかの街に出現するかもしれませんね 。

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2010年12月18日 (土)

百十七話 雇用促進税制

 政府の2011年度税制改正大綱が発表されました。法人税5%下げ(中小企業3%下げ)が目玉ですが、人事に直接関係するのは雇用促進と退職金(役員)の課税強化です。そのうち雇用促進は、成案、施行となれば、これまでの雇用調整助成金などのような給付型と違って、減税です。画期的ですし、そこそこ雇用にプラス効果があがると思われます。

 内容は中小企業で前年度比10%以上且つ2人以上雇用を増やした場合、一人当たり20万円を法人税から控除でき、最大20%としています。対象は雇用保険の加入者ですからパートやアルバイトも可能性があります。

 但し、するなら早くしないとなりません。そうしないと企業は施行を待って、雇用を逆に我慢、調整してしまいます。法案は来年1月に国会に提出され、3月までに成立させないとなりません。しかも予算と違って法案ですから、ねじれの参院でも可決しないとなりません。難関です。政府に策はあるのでしょうか。

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2010年12月14日 (火)

百十六話 競争を与えよ

 日本の二人の化学者がノーベル賞をとり、ストックホルムの授賞式に出席されました。クロスカップリングとかなんとかいうのは、素人にはその凄さがさっぱり分かりませんが、このところの荒んだニュースの中で、久しぶりに明るい話題となりました。
 その受賞された根岸教授(若い方の方)がVoiceという雑誌のインタビューで「日本の若者に競争を与えよ」と語っていました。自分たちの若い頃(たぶん30~40年前でしょうが)、今と違って日本に活気がみなぎっていたのは一つには競争があったからだといっています。また、教育の中で競争するという経験がとても大事とも。そういえば高専の息子がやっているロボコンの驚くような高いレベル(今年は二足歩行のロボットが人を乗せて競争しました)に至ったの
も「勝つ」という単純な動機によるものでしょう。根岸教授も、競争をポジティブにとらえて成果に結びつけることができるのは若者の特権だと言っていました。
 中小企業の人材育成も競争が大切と思われますが、ライバルが大勢いる大企業と違って、なかなかそうはいきません。工夫が必要です。また、競争以前に一定水準のスタートラインにつくために基礎学習も必要だったりします。競争と底上げがこれからの人材育成の大きなテーマとなりそうです。

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2010年12月 7日 (火)

百十五話 冬休みの課題図書

 「愛読者はがきで感動のコメントをもらいましたよ」と、明日香出版社から次のような文章が送られてきました。

 『新人の頃買ったのですが、2年目が過ぎ改めて読んだ時に、自分の成長度がわかっておもしろかった。机の上に置いていたら、いつの間にか上司も読んだらしく「この本いいね」と太鼓判をもらいましたよ。後輩にも覚えてもらいたいので勧めます。』

 昨年出版の自著「一人前社員の新ルール」に寄せたものです。ほんとうに嬉 しいです Photo_3  。 この本のテーマそのものです。このコメントをきっかけに、早速、明日香さんで全国の書店さん にキャンペーンをしてくれることとなりました。テーマは『冬休みの課題図書』1a_2ぴったしの企画で愉しみです(実際に三つの関与先で課題図書にしていただき、一社からは感想文ももらいました)。
 この本もコンスタンスに出ていて、現在13000冊出荷とのこと。年末年始にお近くの本屋さんでみてやってください。

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