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2011年2月

2011年2月25日 (金)

百十五話 EVタクシー

 先日、会社から徒歩2分の新梅田スカシティで大阪府主催のEV(電気自動車)タクシーの出発式がありました。大阪府のEV関連産業振興プロジェクトの一環で、参加すEv02 るタクシ ー会社32社に助成金つきの50台が納車されたとのことです。クルマは日産のリーフで、料金は一般のタクシーと同じだそうですが、とても静からしいとのこと。EVの普及はクルマそのものより、インフラの問題なので鶏か卵かだから、どこかがやらないと進まないということのようです。Ev01_2
 いつもこのような官公庁のプロジェクトの立ち上げは勢いがいいのですが、その顛末がどうなったのかわからないものが多すぎます。何をめざし、初年度はどこまで達成し、成果は何で、何が課題として残ったのかを総括すべきです。われわれの税金を使う以上、うやむやは許されないはずです。そのためには、まず初年度の明確な達成基準を明示すべきです。
  中小企業も決めたことを継続するのが苦手で、三日坊主の得意な会社が多いのですが、それをカバーするしくみとして、目標管理を導入する会社が増えました。
 そろそろ関与先の会社でも目標管理の結果確認と次期目標設定のシーズンに入ります。明確な目標と結果確認、これをきちっと継続するだけで、確実に業績があがります。

 

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2011年2月16日 (水)

百二十四話 旅行のトレンド

 大手旅行代理店のJTBによると、戦後の経済成長とともに旅行人口が増え、70年代までガイドが観光地を連れてまわる「パッケージアー」が全盛だったそうです。それが80年代に入ると交通手段と宿泊だけが決まっていて後はオプションとなる自由度の高い「フリープラン」が主流になり始めます。そして現在は地元の業者が知られていない穴場などを紹介する512ovqgxkl__bo2204203200_pisitbstic のを企画した「着地型」というのが伸びはじめているのことでした。
 団体行動型から個人の自由型、そして個性重視型、あなただけ型、多様化へと旅行のトレンドも変遷しています。38年ほど前にインドへ1ヶ月ほど旅行した折、地方の観光地のいたるところに農協のツアーの痕跡があったのを覚えています。人の志向性、行動の有り様が時代とともに変わってきたのがよくわかります。
 同様に企業の人事が変わらないはずがありません。年功、能力主義、成果主義と、こう見ていくと賃金のあり方の移り変わりのように思えますが、企業の人事が変遷したのはそうではありません。移り変わってきたのは、旅行がそうであったように人の動機づけです。そのことを理解しないと人事制度の方向を誤ります。

 画像は友人で市営図書館を自分の本棚のようにしているフリーライター大迫秀樹さんの名著「アフリカのことがマンガで3時間で分かる本」(明日香出版)です。

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2011年2月 5日 (土)

百二十三話 就職に強い大学

 大学生の内定率が12月1日で68.8%と過去最低(調査開始以来)ですが、福井大学の昨年度の就職率は94.3%と単科大学を除く国立大で3年連続の堂々の1位、全ての大学中でも2位(1位は国際医療福祉大)と日経の記事にでています。
 脅威の就職率の秘密は明確な指導方針をもち、きめ細かなフォローにあるようです。特にポイントは早い時期から就職活動をスタートさせていることです。まるで企業の就職協定問題の逆を張っているように見えますが、就業意識、職業観をしっかり持たせることは必要なことと思われます。ユニークなのは、学生が企業説明会に出向くのばかりではなく、反対に企業を大学に呼んで説明会を開いていることです。しかも通年というところがミソでしょう。まさに地方大学の知恵というところで、昨年は約110社おこなったとのことです。しかも、大手ばかりではなく、むしろ中小企業を積極的に行っている点がうれしいところです。
 学生数が減る中、今や就職に強い大学はブランドになりつつあります。おそらく、他の大学も真似をするところが増えることでしょう。中小企業もちょっと大学、高校の動きをリサーチしておくべきかもしれません。

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