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2011年12月 4日 (日)

百四十五話 海外流出

 中小企業の海外進出がじわりと、しかし着実に進んでいます。多くは大手企業の海外進出に伴うものです。
 大手企業は海外との厳しい競争に生き残るために、競争できる良い環境を求めて海外へ拠点を移します。確かに、止まらぬ円高、高い人件費、規制が厳しくなりそうな雇用政策、不確かな電力供給の行くえなど、国内に留まる理由を捜すのが難しいくらいです。
 それと並行して、大手商社がこぞって海外の工業団地を拡張、開発しています。住友商事、双日ががベトナム、インドネシア、豊田通商もインドネシアなどに、物流も含めたインフラの整備をはじめ、大規模に力を入れています。
 海外進出はリーマンショックからの回復の兆しが見えはじめて以降、流れが大きくなり、震災でより加速した様相です。
 製造業の空洞化はこれから本番となりそうです。日本の産業構造が大きく変わってきました。TPPの議論でも、農業を含めた日本の産業をこれからどうして行くのかの視点が欠けています。産業をどうするか、これから伸びる国内産業は何か、目が離せなくなりました。

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