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2012年4月 1日 (日)

百六十三話 統合型基金

 AIJの事件はひどい話ですが、この詐欺紛いの投資顧問会社の追求から、話題が管理体制の問題になりがちです。でも肝心なのは、中小企業の寄合所帯の統合型年金基金をどうするかです。われわれが基金加盟の関与先の中小企業に脱退を勧めたのは、もう10年も前のことです。基金の行き詰まりが見えていたのと遅くなれば抜けられなくなる(最近の関与先の例では脱退に1億以上払っています)からです。ですから、この事件で起きたことでも発覚したことでもなく、統合型基金を知っている人なら、誰もがすでに分かっていたことなのです。責任の不在と先送りが解決策となってしまうこの欠陥制度は、悪い制度を一旦つくってしまうと、修正も廃止も難しい見本のようなものですが、もう自力での問題解消は無理なように思われます。すでに基金による加盟中小企業の倒産が起こっていますが、厚生労働省の天下り先(お役人にとっては責任の不在と先送りが解決策というのが最も都合が良いのです)としてつくったとしか思われない欠陥制度なのですから、国が個々に介入し制度の大幅改訂か解散へもっていくべきです。

昨晩のTV番組「先輩ROCK YOU」に古い友人で怪優の六平直政(これでムサjカナオマサと読みます。みんなロッペイと呼んでいますが。)くんが出ていました。友人の中では出世頭の一人で、売れっ子です。見るからにヤのつく人としか思えない風貌ですが、昔から頭の回転の速い、芯はやさしい男でした。わたしが東京に居たときは家が近51csfsmqytl__sl500_aa300_  かったので、六平のお母様によく満州じこみの水餃子をつくっていただきました。いまだに、あれより美味い水餃子を食べたことがありません。素朴な味なんですが、なんか「思い」が詰まった餃子だったように思います。ご両親も本人同様に苦労をされたことを微塵も出さない方々でした。個性派俳優にしては「一人が似合わない」典型ですが、苦労人の反動ともいえます。でも、そろそろ陰も見せてくれるようになるのではないでしょうか。あの餃子のように。※写真は古いパンフレット。顔が出ていましたので。201203
同じ頃の友人でガラス工芸作家の林久美子さんの作品展の案内です。先日、六本木で作品展を開いたばかりですが、精力 的ですね。見たら欲しくなりますが、なかなか手が届かなくなってしまいました。
東京日本橋三越本店5Fリミックスタイル 04/11~24

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