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2012年10月21日 (日)

百九十二話 役職定年制

 ソニーが役職定年制を復活します。年功に囚われず、個人の力量や役割で処遇すれば、役職定年制は不要と一時、廃止していましたが、社員の高齢化に伴い、復活することとなったようです。どのような組織も、組織は放っておくと硬直化するようです。個人の力量や役割での処遇が額面通りできていれば、本来なら役職定年制など必要なさそうですが、そうはいかないのが人事のようです。人事制度があることの最大のメリットは、制度の見直し、リセットができることです。どのような制度もこの宝刀を使わない手はありません。
 ところで、中小企業でも役職定年制を導入しているところは結構ありますが、その大方は建前となっています。人材の限られた中小企業では、なかなかそうは行かず、イレギュラーが多発するからです。中小企業での役職定年制のやくめは、「後進の育成」を推進するプレッシャーとしてです。後進を育て道を譲るのは、総論賛成でも、いざ自分の段になるとそうしないのが俗世の人のようです。会社は、あの手、この手と網を掛け繰り出さないと、硬直化の根は深く広がってしまうというわけです。

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