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2013年6月 9日 (日)

二百二十五話 職務契約型の雇用社会

 日本の雇用システムは特殊です。社会常識となっている、職務契約をせず、「何でもする、何処へでも行く」という、正社員総合職中心ののスタンスは、欧米やアジアを見ても他国にはありません(雇用法制のおおもとは欧米と変わりないのですが)。そのために専門性が高くなく、生産性も疑わしい、グローバルな時代には大きな弱点とも言われています。本当に弱点かどうかはともかく、すくなくとも中小企業では、この社会通念の恩恵を大いに受けているといえるでしょう。「人材が来ない」などと、文句を言ってはいけません。現在の日本の雇用システムは、中小企業にとってはとても都合の良い、経営環境の基盤となっているのです。
 もし仮に他国同様に職務契約型雇用の社会になったら、専門性の高い、できる社員を中小企業は雇い、活用できるでしょうか。おそらく、短期の雇用が前提となるでしょう。専門性の高い中途採用の社員は3年以内で転職してしまうでしょうし、新卒も折角育てて使えるようになったと思ったら、どこかへ転職してしまうに違いありません。それを前提で、仕事と雇用を考えることになります。
 短期雇用の人材を使いこなすには、マネジメントが大事になりますが、まずマネジメントできる人材が定着しません。したがって、職務契約型雇用が幅をきかす社会になったら、残るのは大手と経営者自身がマネジメントする少人数の会社だけとなるかもしれません。残りの会社は、残念ながら、たいへん厳しい状況になってしまいそうです。

1グランフ2ロントの一角、インターコンチネンタルホテルが5日にオープンしました。次はオーナーズタ4ワーマ3ンションが7 月に入居がはじまります。うめきたにますます奥行きが出て、当面は現在の人 通りをたもってくれるでしょ う。ぶらぶらできる居心地の良いところを維持してもらいたいものです。グランフロントがこのまま成功す れば、2年後といわれる広大な西側の2期工事が確実なものになるに違いありません。今なら、ぜひ来たい大学などもあるでしょうに。

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