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2013年7月14日 (日)

二百三十話 中小企業の夏季賞与

 大手企業の夏季賞与は日経の現時点の集計平均でおよそ74万円、昨年比1%弱の増加となっています。それに対して中小企業の賞与はよりぱっとしません。大阪市信用金庫の大阪府下中小企業の調査(対象約1000社、8割が20名以下)では、半数が賞与支給なしです。(但し、支給なしも昨年よりは0.7%改善しています。金額は平均約25万4千円で、こちらも昨年より千円ほど増加です。)アベノミクスで景気が回復といわれる割には、まだ企業業績に跳ね返ってないのが実態のようです。特に中小企業は昨年(この15年で最低でした)に対しては増えているものの、本格回復に至っていないのがよくわかります。これは私どもの関与先の実態ともほぼ一致しています。
 また、政府は賞与を含めて企業の賃上げを期待していますが、企業は当然ながら慎重です。ただ、円が100円近辺で、株が13000円を割らず、長期金利が急騰しなければ、しばらくすれば改正税制などの効果が出始めるでしょうから、やはり、参院選後今年の後半は期待できそうです。あとは消費税実施がどうなるかですが、せざる得ないでしょうし、もし実施されれば、実施後はやはり暫くは失速することでしょう。年末から年度末に掛けて景気がうんと良くなっていることを祈らないとなりません。

Photo色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の旅」(文藝春秋社、村上春樹)~仕事が溜まっていたので、出 た時に買ったまま、読まないでいたのですが、モーリス・ルイスの表紙がふと気になり、先日ついうっかり開けてしまったら、止まらなくなって一気に読見終えてしまいました。村上春樹作品の引き込み力にはいつも感心します。今回もそうですが、春樹作品は読むうちに、同時代だからでしょうか、読んでいる自分の年齢がわからなくなってしまいます。もう10年ほど前にこの作品が書かれていて読んだなら、わたしも巡礼の旅に出ていたかもしれません。
先週Prexの私どものセミナーで、太平洋人材交流センターの北村専務理事に講演いただきました。中小企業も上手く はまれば、東南アジアなど新興国への進出にも大きな予算がついて、資金的にかなりプラスになりそうで、あながち捨てたものでもなさそうです。同センターは、新興国からも研修ツアーを結構、迎え入れているようですから、関与先等との交流の機会をどこかでつくれればと思います。※ちなみに北村専務理事は料理の達人で読売新聞から取材も受けています。昔、美味しいフランス料理のコースをご自宅で頂戴したことがあります。

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