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2013年8月18日 (日)

二百三十五話 プロフェッショナル労働制

 政府は法改正し、現行の労働時間の規定外のエグゼンプションの設定を進める方針です。前回の「ホワイトカラー・エグゼンプション」は労働界、野党などから猛反対され、お蔵入りとなりました。前回は年収400万円以上が対象でしたが、今回は対象者を絞り、年収800万円超、課長クラスを想定しています。課長クラスというのは、管理職だけでなく、高度専門技術者などの専門職も含めるという意味です。新制度では、管理職の休日や深夜も残業の対象外となりますが、管理職については実質、あまり影響がないと思われます。問題は専門職でしょう。技術開発に携わる人など、会社側の都合だけでなく、時間に縛られることなく仕事に応じて働きたいという人も多いと思います。但し、歯止めは必要でしょうから、会社ごとに業態に合わせてルールを定めることと予想されます。
 今回の提案は施工されることになっても、対象者が限られることから、直接的にはそれほど大きな効果を生まない違いありません。けれども、それよりも「時間に縛られない働き方」という概念を導入することに意義があると思われます。「ホワイトカラー・エグゼンプション」もその議論をすべきでしたが、もって行き方もまずく、「残業代ゼロ」法案とたたかれ、本質的な問題が後退してしまいました。今回は、その轍を踏まえ、対象企業も一部大手にテスト導入を打診するなど慎重に進めています。
 成否は 「時間に縛られない働き方」にプライドが持てるよう、残業代抑制ではなく仕事の価値や成果にスポットがあたるよう、ステイタスを与えることができるかにかかっています。それは新しい社会通念となり、やがては中小企業にも恩恵をもたらすに違いありません。 

   中小企業は社員教育をするにも、なかなか時間が取れない、一度に集まることができないのが___2実情です。よって、研修等は往々にして夕方からになったりします。京都の関与先で研修を終わったら、外はすでに真っ暗で、ぞろぞろと浴衣姿の女性が歩いています。下に流れる堀川を覗くと、青い光が幾つも流れていました。京の灯篭流し、風情がありますね

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