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2013年9月 1日 (日)

二百三十七話 離職率3年ぶりアップ

 厚生労働省の発表によると昨年の離職率は14.8%で、前年より0.4ポイント上昇したとのことです。上昇は3年ぶりですが、自分の意思で辞める「個人的理由」が9.8%から10.3%に増え、逆に「事業所側の理由」は1.2%から1.0%に低下しています。つまり、離職率の増加は景気の悪化で増えたのではなく、景気が良くなり、雇用が改善傾向にあって流動化しだしたためと考えられます。雇用の悪化で希望でない会社にやむなく勤めていた人が、求人の増加によって、転職を考え出したことが大きな要因というわけです。これは、中小企業にとって必ずしも良い話ではありません。採用については、この数年は関与先等でもこれまでは絶対に来なかった有名大の新卒が採れるなど、今までになく比較的良好な環境といえましたが、大手の採用増、就職活動の解禁時期のルール変更など悪い材料がそろいつつあり、中小を取り巻く採用環境は再びもとの厳しいものに戻りつつあります。
 リクルートマネジメントソリューションズの調査によれば、新卒採用後3年以内に転職した人は、46%が入社半年までに、73%が1年以内に転職を考えているそうです。また、その一番の理由が「業務内容」となっています。ということは、入社後1年が勝負となります。中小企業がとるべき対策としては、仕事を任せっぱなしにせず、その意味や重要性、次のステップ等をよく説明するなど、その間のコミュニケーションの機会をできるだけつくることと言えます。

半沢直樹の前半は大阪が舞台で、関与先等でもよく話題となっていました。近所のスカイビルの屋上なども何度か場面に出てきていましたが、リアルな内容とべたな大阪で久々の大ヒットです。宇梶剛士演じる東田と上司の浅野の出身校は梅田第一中学校となっていて、もちろん架空ですが、梅田近辺の中学と言えばわたしの出身校くらいと思うので、見ていて思わず身を乗り出してしまいました。半沢が出世して東京本店へ行ってしまい、少々残念ですね。

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