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2013年12月15日 (日)

二百五十二話 コンビニ100円コーヒーの乱

 入れ立ての100円コーヒーを、昨年にサークルKサンクスが、今年の1月からはセブンイレブンが始めて、ファミマ、ローソン、ミニストップの大手コンビニチェーン全店に瞬く間に拡がりました。今年の全社累計で7億杯を超えるといわれ、当然周辺に大きな影響を及ぼし始めています。
 もともとの火付け役といわれたマクドナルドの100円コーヒーが売上減となり、直接競合する同じコンビニの缶珈琲や自販機のそれが大きく打撃を受けています。また、コーヒー専門店のドトールは5か月連続で前年割れ、快進撃だったスタバも10月は前年割れとなりました。もちろん各社、手をこまねいているのではなく、早急な対策を打ち立てはじめています。缶珈琲はペットボトルをつくったり、香りや味のバリエーションを増やすなど、専門店は値段を上げ高級感を高めたり、普通の喫茶店のようにフルサービスを導入したりと、なんとか差別化をはかろうとしています。
 それにしても、大変な時代となりました。これまで、同業こそが競合する相手として対策を講じ、切磋琢磨していたのが、思いもよらぬところから、超強力なライバルが出現するわけですから。しかも、突然、まさに一夜にしてなので、たまりません。一つの成功パターンでいつまでも安心していられなくなりました。ビジネスモデルの賞味期限がどんどん短くなっています。

震災後にスタートした再生可能エネルギー買い取り制度で、太陽光発電はこれまでに計算上は原発20基分に相当する認定を出しているそうです。年々買い取り価格は下がるのですが、認定を受けた時点の価格で電力供給時Photoから20年間買い取ってくれるので、早いうちにとこぞって認定に駆け込みました。そのお蔭で、まさに「どこでも太陽光」状態です。(写真のようにグループのコンペで使うゴルフ場へ行く途中にあった三角形の小さな農地にまで、いつの間にか太陽光パネルが敷かれていました。)但し、まだ認定の1割しか発電が始まっていません。この制度には大きな欠陥があって、買い取り価格は認定時の金額固定ですが、電力供給はいつまでにしなければならないとは定めていません。したがって、慌てて認定のみ取ってそのままというところばかりなのです。前政権は失策ばかりで、三原じゅん子議員にこてんぱにされるはずですね。

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