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2013年12月22日 (日)

二百五十三話 インフレはやってくる?

 アベノミクス効果で物価はマイナスからプラス0.9%くらいに上がってきているらしい。目標の2%にはまだ届かないが、とりあえずデフレ解消といえそうです。ただし、インフレには良いインフレと悪いインフレがあって、現在のインフレ傾向は円安による輸入品の高騰の影響が大きく、良いインフレとはいえないということらしい。良いインフレとは、欲しいものを欲しい人が多くて、なかなか手に入らず、モノの値段が上がる状態をいうとのことで、そういうことだとすると、良いインフレに本当になるのかどうか少々心配なところです。
 野村総研の「なぜ、日本人はモノを買わないのか?」(東洋経済新報社刊)によると、結論から言えば、モノを買うとき「情報が多すぎる」のが最大の要因とのことです。ようするに、一つモノを買うのに選択肢が沢山あって、しかもその情報が溢れていて、自分が本当に欲しいもPhoto_2のを選べるどころか、そのことが逆に買う気を削いでしまうらしい。どれにしようかと迷う選択肢は3つくらいが適切みたいで、それ以上になると、買う行為そのものを放棄する率がどんどん高まって行くみたいです。
 そういえば、画期的な商品が出てヒットすると、世界中のメーカーがこぞって開発に参入し、どこもそれなりの技術力、情報力があるために、あっという間に偽物ではなく、同レベルの品質で、少し仕様の異なる類似の商品がずらりと並んでしまいます。しかも、ネット上には細かな比較情報が溢れかえります。そう考えると、良いインフレがこれから本当にやってくるのかどうか。
 ベアに踏み出せない企業の不安要因の一つのは、まさしくそのことのように思われます。
 

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