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2014年7月21日 (月)

二百八十二話 すかいらーくの成果型賃金

 すかいらーくが来春に成果型賃金に移行します。7つの階層を持つ、ボックス型賃金で賃金体系そのものは特に目新しいものではありません。むしろ、今までが160段階にも分かれていた年功型の賃金だったのが不思議なくらいです。
新制度で特に特徴的といえば、同じ階層でも評価によって賃金が上下するしくみです。月例給を上下するには、評価基準が明確であることと公平さが求められます。そうでないと、デメリットばかりが目立つことになるでしょう。ということは、業績がはっきりしている店長クラス以上をターゲットにおいていると考えられます。スタッフの中から優秀な者を店長に昇格させ、優秀な店長の給与水準をボックスの上位へ、また上位階層へ昇格処遇することをスピーディに行うのがねらいの一つでしょう。系列店を含むと2600店を持ちますから、店舗も序列があり、差は大きいと思われます。手続きが透明化され、優秀な店長は優良且つ業績責任の重い店舗に就けることになれば、モチベーションも上がります。
 デフレ下の成果型賃金は賃金抑制が狙いでしたが、すかいらーくの取組みは優秀でやる気があれば、高い昇給と早い昇格で処遇しよとするものです。いわば、デフレ解消下の成果型賃金ですが、他社へも広がるでしょうか。

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