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2015年3月29日 (日)

三百七話 パートの定昇

 スーパーのライフが、この5月からパートさんにも定昇を実施します。これまでは、等級が上がらないと昇給がない、いわゆる昇格昇給のみだったのですが、等級内でも毎年に評価に応じて昇給をしようというものです。
 時給を5円~10円上げるようですが、評価が悪いと上がらない、つまり定昇なしとなります。もちろん、狙いは人材の囲い込み、特に優秀な人材の確保と思われますが、2万人のパートさんが対象ですから、原資は1億円くらいのアップが予想できます。しかも毎年ですから、思い切ったものです。
 ユニクロはパートさんの正社員化を掲げましたが、ライフはパートさんの定昇という掟破りともいえる方法を採りました。それほど、人材がひっ迫しているということでしょうが、「正規社員という固定型労力」に対しての「非正規社員という変動型労力」の図式は明らかに変わりつつあります。
 ところで、ライフの定昇が成功するかどうかは、評価制度に掛かっているといえます。そのポイントは評価者にあるでしょう。納得性を考えれば、一人の評価者で15人くらいが限界です。つまり、千人くらいの評価者が必要になるということです。優秀なパートさんの定着には、優秀な管理監督者を育成しないとならないわけです。しかも、もはやそれは、「しくみ」でカバーしないとできない人数と思われます。

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