« 三百三話 賃金の選択 | トップページ | 三百五話 21世紀型社会 »

2015年3月 8日 (日)

三百四話 人事評価に不満

 3日に日経が自社の人事評価についての意識調査結果を載せていました。「不満」「どちらかというと不満」が37.8%、「満足」「どちらかというと満足」が19.0%で、およそ4割が評価に不満で満足の倍あるというわけですが、まあ、そんなものだと思います。人事評価をすれば、全員が良い評価ではなく、必ず悪い評価が出るわけですから、当然といえます。悪い評価結果だった人に、悪い理由をいくら説いても、また、本人が「わかりました」といったとしても、心底から納得などしないでしょう。ほとんどの人は皆、自分はよくやっていると思っています。このようなアンケート調査ではそれがそのまま出てしまいます。
 良い評価、悪い評価というのは、期待に対してです。期待が高くなれば、悪い人、つまり期待以下の人が増えます。或いは期待以下の評価項目が増えます。会社は「仕事の質」を高めるために、「期待を上げていくもの」ですから、4割程度の「評価に不満」は永遠になくならないといえます。
 でも、だからといって、人事評価が不要なのでも、評価の説明が無駄ということでもないでしょう。どこが期待以上で、どこが期待以下だったか、なぜそうなのかを伝えることは、公平な評価もさることながら、仕事を高めて行くことを考えれば、値打ちのあることに違いないのです。

|

« 三百三話 賃金の選択 | トップページ | 三百五話 21世紀型社会 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 三百四話 人事評価に不満:

« 三百三話 賃金の選択 | トップページ | 三百五話 21世紀型社会 »