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2015年6月

2015年6月27日 (土)

二百二十話 新刊「人を使うのが上手な人のリーダーのワザ」その③

 これまでの経験からすると、業績順調できた中小企業も、どちらかといえば「一握りの超優秀な人が引っ張っている」というかたちが多かったように思います。それはもちろん凄いことなのですが、一方で組織力を高めることも大事なように思われます。なによりも、その引っ張る人たちにも余裕ができ、次代を担う人材の育成にもつながるはずだからです。
 組織力を高めるには、マネジメントの底上げが有効です。班長、主任、係長等のリーダークラスが、「人を使う力」をほんの少しアップすれば、かなり違ってくるように思います。
 それは「人を使うのが苦手な人」がリーダーシップを高めるようなハードルの高い、難題なものではなく、そのような人たちを「できるリーダー」にするというよりは、基本を身につけ、ある一定以上のレベルになってもらうようなことです。
 ただし、それを進めるにも、中小企業には大きな障壁が三つあると考えています。一つは、「人を使う基本」は指導が難しいことです。わかっているような当たり前のことが多く、当たり前過ぎて教えにくいのです。二つには、教える時間がないことです。教育研修の時間など、中小企業ではふつうは中々取れないのです。とくにこのクラスの人たちが抜けると現場は回らなくなってしまうのです。三つには、対象となるような人たちは、自己啓発が苦手なことです。具体的にいうと、ほとんど本を読まないのです。もっと正確にいうと文字を読みません。
 この三つの障壁をクリアする方法として、この本を思いつきました。読めばわかる、当たり前の基本ばかりが載っています。リーダークラスが自分で確認する、テキストにしてもらえればと思います。もっとも難関の「本を読まない人」にも、とっつきやすくするために、文字を極力少なくし、イラストをふんだんにしました。あとは、本を開いてくれるかどうかです。きっかけを与えてもらえれば、なんとかなると考えているのですが。
Photo
お蔭様で、早やばやと増刷が決定しました。出だしはまずまずのようです。ご協力ありがとうございました。

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2015年6月20日 (土)

二百十九話 新刊「人を使うのが上手な人のリーダーのワザ」その②

 最近では中小企業も教育に力を入れるようになり、新人教育、管理職教育等も随分と行われるようになりました。わたしもこれまでに課長クラスの研修など色々と行いましたが、多くの会社において管理職とともにその手前の段階、つまり班長、主任、係長、リーダークラスの教育が非常に大事という思いに至っています。人を動かして仕事をするうえで、管理職になる前に身につけておきたいことが多々あるわけです。それは、基本的なこと過ぎて管理職になってからだと教えるのが難しいことでもあります。
 実務の指導はOJTで行い、問題ないわけですが、「人を使う」「人をまとめる」指導、とりわけその基本の事項については、ほとんどの会社でおそらく教えないと思います。このような基本は、はじめから「人を使える人」にとっては、すでにクリヤーしていることで、あらためて教育の必要がないことです。したがってスルーしがちなのですが、「人を使うのが苦手な人」にとっては絶対に欠かせない、教えておくべきことといえます。
 そんな人は、「そもそもリーダークラスになるべきでない」と言ってしまえばそうなのですが、それを言えば、中小企業でリーダークラスを任せられる人はほとんどいなくなってしまうでしょう。「人を使うのが苦手な人」であろうと、ふつうに人が使えるくらいのリーダークラスには、なんとしてでもなって貰わないとならないのです。
 但し、このクラスの研修は中々できないのが実情です。中小企業では、何よりもその時間が取れません。このクラスを集めると、現場がまわらなくなってしまうからです。

 今Photo度の新刊は、このような中小企業のジレンマ、実情を何とかしたい思いで書きました。したがって、マネジメントというより、人を動かして仕事をする上でのPop_3基本のことばかりを載せています。ちょっと知っておくだけで、人を使うのに自信がもてるようになるはずです。 リーダークラス、リーダー候補の人が自己学習するためのツールになればと思います。そのために、ペイジの半分をイラストにしています。写真 さっそく文学館さんで平積みしていただいています。POPも効いています。

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2015年6月15日 (月)

二百十八話 新刊「人を使うのが上手な人のリーダーのワザ」①

 書きはじめてから2年もかかってしまいましたが、納得いくものにようやく仕上がり、出版となりました。書店には6月17日頃から並びはじめます。
 この本は中小企業のリーダークラス及びリーダー候補のためのノウハウ書です。この本であTつかうリーダーとは、リーダー、班長、職長、主任、係長など、管理職手前の現場で人をまとめる立場にある人を指します。仕事は好きで極めたいと思っているが、人を使うのはどちらかといえば苦手、でも、他に誰もいないから、リーダーをしている、又はこれからリーダーを任されるという人は多いと思います。そのような人のために、人を動かすために知っておくべき77の基本を説明しています。
 書いてあることは、どれもあたりまえのことばかりです。あたりまえ過ぎて会社では教わらないために、「人をうまく使えない」という人は案外多いのではないでしょうか。Photoあるいは、「苦手」と思っている人もいると思います。そのような人に自信を持ってもらうためのマニュアルになればと思い書きました。
 その意味では、書店に沢山並んでいる、リーダーシップ関連の専門書のたぐいではありません。それらの専門書は、すでにリーダーをできる人がよりレベルアップするための本と言え、「人を使うのが苦手」な人が読むには難し過ぎて身につかないでしょう。それに対して、わたしの本はリーダーという役割の入り口に立つための解説書です。 また、頁の半分がイラストになっていますので、本になじみのない人にも、とっつきやすくなっています。
したがって、この本で力がついたら本格的にリーダーシップの本を読まれることをお勧めします。
 是非ご一読ください。

 
 

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2015年6月 8日 (月)

二百十七話 今年の大卒採用活動

 中小企業の新規採用は、新卒を採用するところと、中途採用中心とに別れます。
 今年、大学新卒採用をする会社はどこもたいへんです。選考開始が昨年は4月だったのが、今年は8月にずれ込むからです。もちろんこれは、政府の意向を受けた経団連の指針ですので、中小の遵守は関係ないのですが、新卒採用活動全体の枠組みは実際には大手企業次第となります。大手が8月以降に内定を出すということは、中小がいくら早期に採用活動をはじめ、内定を出しても、学生は大手の結果次第ですので、確定は結局、ギリギリになるというわけです。かといって、大手の動向を見てゆっくり8月以降などと考えていると、先に動いた会社が多ければ、中小が採れた人材をみすみす逃しかねないとなります。
 関与先でも、早期派とゆっくり派に別れているようですが、いずれにせよ初めてのこととあって、まったく予測がつかない状態です。リクナビやマイナビなど、採用仲介会社を使っているところは費用もそれなりですから、この読みを間違うとダメージも大きく、担当者は気が気ではありません。でも、いくら入念に戦術を立て、ベストの計画で準備しても、サッカーのワールドカップと同じで、始まってしまえば、臨機応変に対応、やり繰りし、力を出し切るしかないのでしょう。やはり最後は人対人ですから。
 

東京出張のついでに、清澄白河のブルーボトルコーヒーへ。ブルーボトルは一人ひとりに入れるドリップ式コーヒPhotoーを米国で流行らせたカリフォルニア発祥のカフェ。米国では紅茶みたいに圧縮式の粗っぽい入れ方のコーヒーが普通だというので異色になります。でも、旨いものは何処でも旨く、丁寧にPhoto_4Photo_3れるドリップ式が広まっているとのこと。創業者がサックス奏者を辞めて始めたという、Photo_2こちらも異色ですが、日本の喫茶店が好きで影響を受けたのがきっかけみたいです。したがって、日本上陸は逆輸入ともいえます。
2月にオープンした清澄白河店は駅から随分遠くて、辺鄙なところにもかかわらず、未だにお客が列をなしています。しかも、一人ずつ入れるため、オーダーしてから20分待たされました。でも、さすがに美味しい。
工場をのあとを少し手を加えてそのまま使っているみたいだし、場所は辺鄙だし、宣伝はしないし、儲かるしくみも万全なよう。それにしても、カフェが元気ですね。

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2015年6月 1日 (月)

二百十六話 退職理由ランキング

 Webの就職支援サイトを運営する㈱ヴォーカーズが、新卒3年以内の退職理由ランキングを調査レポートしています。それによると、トップが「キャリア成長が望めない」(25.5%)、2位が「残業・拘束時間の長さ」(24.4%)でこの二つが突出しています。
 「キャリア成長」では、「もっと他の仕事にも挑戦したかったから」「働きたいと思っていた海外に行くチャンスが出来たから」などの積極派と「このままだと不安だから」などという現状否定派とが含まれています。
 いずれにしても、平成生まれの社員は、キャリアアップを重要視しており、その点では「教育」と「仕事の機会」は疎かにできないといえそうです。中小企業も担当任せ、仕事の成り行き任せを改めないとならないでしょう。苦労して採用した新人には、せめて5年は働いて欲しいものです。ちなみに、賃金などの処遇は4位で18.5%でした。

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