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2016年11月13日 (日)

二百八十九話 成果の見直し①

 人不足、長時間労働是正、最低賃金上げ、雇用形態の多様化と、企業に突きつけられたこれらの厄介な環境を乗り切る手立ては二つしかなさそうです。「付加価値の増大」と「生産性の向上」しかありません。企業はその二つで差別化をはかろうとしています。このながれを人事の面から見ると、評価は「利益重視」及び「生産性の向上」が軸となるといえます。自社の考課制度も見直さないとならなくなるでしょう。
 つまり、この二つの結果を測る指標とこの二つに繋がるプロセス、行動の評価にウェイトを置くことになります。「長時間、頑張った」よりも「短時間で成し遂げた」を評価しないとなりません。このことは、自社の「仕事の成果」を再定義することになるでしょう。
 マネジメントの面からいえば、より「仕事を任せる」ことが求められ、自律して仕事ができる人材の育成とメンバーに「仕事を任せる」ことができる管理監督者の養成が必要になるわけです。
 このように考えると、中小企業にとって課題は満載です。人事やマネジメントという、外からは見えにくい部分で会社の差がついて来そうです。そのなかで、わたしは班長、主任、係長などのリーダークラスの育成が鍵になると思っています。

お蔭様で、拙著「不安苦手ゼロ!人を使うのが上手な人のリーダーのワザ」の4回目、13刷目になる増刷が決定しました。年末R年始に書店に並びそうです。イラストの頁が半分を占めるこの本は、文章以上にイラストの構想に執筆の時間を取られましたが、とっつきやすい、読みやすい、わかった気になると評判は上々なようです。われながら、苦労の甲斐があったというものです。

 

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