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2017年1月23日 (月)

二百九十九話 中小の人材マーケット

 人不足と「働き方改革」の影響で、まだ大きな流れにはなっていませんが、大手の雇用のあり方が少しずつ変わり始めています。たとえば、基幹職としての積極的な女性の採用、通年中途採用の増加、時間限定の正社員、転勤融通の総合職などです。いわば、これらは雇用の多様化であり、これまではイレギュラーだった雇用のレギュラー化といえるものです。でもよく考えると、そのようなイレギュラーは中小企業の専売特許といえるものだったでしょう。ということは、つまり中小の雇用マーケットを大手が浸食しはじめて来たというわけです。よって、今でも人不足で悩ましい中小企業ですが、これから増々、採用が厳しくなると思われます。
 中小企業といってもひとことでは括れませんが、雇用については大手との差別化が採用戦略の一つでした。大手のスタンスが変わり始めている今、中小は戦略の練り直しを迫られています。

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