« 二百九十六話 今年の人事の動き | トップページ | 二百九十八話 定額残業制 »

2017年1月10日 (火)

二百九十七話 厚労省の長時間労働緊急対策

 12月26日に厚労省から「過労死等ゼロ」緊急対策が発表されました。もちろん電通事件等の影響もあってですが、そもそも長時間労働が働き方改革に立ちはだかる諸悪の根源と政府や有識者会議が考えているからです。したがって、まだまだ厳格になると考えておかないとなりません。
 発表された緊急対策から、主な留意すべき点をまとめると、次のようなことです。
〇申告の労働時間と実労働時間に乖離があれば、会社は実態調査を行わなければならない。〇H29年からは自己啓発などの学習時間も労働時間として取り扱う。〇違法な長時間労働の要件の一つ月100時間超を月80時間超に(H29年より)。〇労災の過労死等が2事業場に認められた場合に本社への指導実施。是正されない場合は公表。〇36協定未締結事業場の指導徹底。〇業界団体への長時間労働の背景となっている取引慣行の是正。〇労働者への相談窓口の充実など。
 長時間労働の是正はわかっているのですが、中小企業にとっては中々そうはいかない事情も沢山あって、猶予が欲しいところです。ましてや、この人不足ですから、なおさらでしょう。でも、対策は立てていかねばなりません。まずすべきは長時間労働を放置するなど蓋をせず、コミュニケーションをしっかり取ることといえます。

clip大阪の枚方にオープンした蔦屋の三つ目になる複合商業施設「T-SITE」。書店を中心に専門店が3入り、枚方には二つの銀行も。地方百貨店の大量閉鎖時代に突入との声が聞かれるなか2で、救世主といわれる「T-SITE」、行ってみると確かに人は多く、集客力は堅そうです。代官山、大阪駅1ビルの蔦屋書店もそうですが、兎に角、居心地が良い。イオンモールなどとまったく違う発想ですし、大阪らしからぬCOOLな空間なのですが、店舗が集合する、これからの複合商業施設のあり方の一つを示していると思われます。「コーヒーを売るのではなく、コーヒーは非日常の場所と時間を提供するためのツール」というコンセプトを掲げて差別化をはかったのはスタバですが、「T-SITE」からも同様のコンセプトが読み取れます。そういえば、多くの蔦屋、「T-SITE」にはスタバが入っていて、メインに位置してますね。確実にヒトの志向はモノからコトへ移っています。

|

« 二百九十六話 今年の人事の動き | トップページ | 二百九十八話 定額残業制 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/515410/64731322

この記事へのトラックバック一覧です: 二百九十七話 厚労省の長時間労働緊急対策:

« 二百九十六話 今年の人事の動き | トップページ | 二百九十八話 定額残業制 »