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2017年3月 6日 (月)

三百五話 プレミアムフライデーと個別定時退社

 新聞によると大和ハウスが偶数月の最終金曜日の午後をプレミアムフライデーの半日有休にするとともに、プレミアムマンデーとして、プレミアムフライデーが取りにくい土日が繁忙となる住宅販売の営業に奇数月の最終月曜の午後に半日有休を与える制度を導入したとのことです。
 これは有休休暇ですから、有休の計画的付与にあたるといえます。今後、有休の取得が義務化されるとなると、中小企業でも大和ハウスのような案は人材確保にもつながりそうで、一考かもしれません。
 但し、これらは会社や部門での一斉対応の範囲です。それに対して、JFEスチールは4月より定時退社日を社員一人ひとりが決められる制度を導入します。午後5時半の定時退社日を週に1回以上、上司の管理職と相談して自分で決める制度です。一斉にしないのは、社員ごとの仕事内容や事情が異なっているためとしています。また、三井物産は社員各人の事情に応じて勤務時間帯を最大で90分ずらせる「時差出勤制度」を6月から導入すると発表しました。
 これらは、個別対応の制度です。商社の物産はともかく、製造大手のJFEが組織ではなく、個をベースの制度を取り入れるのは少々驚きです。と、同時に要注意です。一つには個別対応は中小の特権だったからです。また、もう一つは日本の人事の特性である「一斉」が変わりはじめるかもしれないからです。定期入社、定期昇給、定期異動、給与・賞与の一斉定期支給などは日本の人事の特性で、これらが変わると雇用の流動化が加速する懸念があります。このような動向はマークしておくべきです。

clip写真は梅田の三番街にある「678」というベジタブルショップ。青果卸の直営店で安くて野菜がたっぷりなので、女性客でい678っぱいでした。わたしも立ち飲みのカロチン豊富な野菜ジュースを健康のために時々利用します。なんでも「678」というのは、中国で縁起がいい数字を三つ並べたということを聞いたので、わたしも今年の年賀状のイラストに使わせてもらった次第です。
clip「一人前のルールA 改訂増補版」が出来上がってきました。きれいなブルーの想定に仕上がっています。まもなく、書店に並ぶことと思います。ご一読ください。

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