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2017年8月 6日 (日)

三百二十七話 新入社員意識調査

 日本生産性本部が毎年行っています、新卒新入社員のアンケートによる意識調査(2000人弱)で今年度分を見ると、幾つかの特徴が見られます。その多くはやはり売り手市場の傾向が顕著といえるでしょう。
 「条件の良い会社があれば、さっさと移る方が良い」の問いでは、36.2%あり昨年より8.2ポイントも上がっています。しかも、企業規模300人未満だと40.5%となっています。中小企業は採用はもちろん、定着にも留意が必要です。また、「一つの会社に最低でもどのくらい勤めるべきと思うか」では、1年2.0%、2~3年32.7%、4~5年21.3%となっていて、5年までで56%とです。これも300人未満だと57.3%ですから、新人の約6割はそのくらいの気持ちで入社してくると思っておくべきでしょう。
 「インターンシップ制度を利用したか」では、53.4%が利用しており、昨年より9.4ポイントの急速な増加が見てとれます。そのうち「インターンシップ先の会社に入りたいと思った」が58.1%もあります。中小企業の多くはまだインターンシップ制度を避けがちですが、いよいよ導入を考えるべき時期といえそうです。中小企業なりのやり方はいろいろあると思います。
 この意識調査は入社時点(3~4月)ですから、まだ「仕事」や「会社」というものをほとんど知らない時期で、少し経てば変わる可能性はあるでしょう、でも、少なくとも入社するにあたってはこのような意識であることを理解しておくことが必要と思われます。

clip地元の神戸港周辺も船の往来で賑わっています。リーマンショック後の閑散とした風景からすると、かなりリーマン前の状態に戻っているといえます。このような荷動きから見れば景気はけっして悪くはありません。
 自宅の窓からも、向かいのマEt2017_2ンション群の後ろを巨大な船が通る姿を時折見ることができます。大丈夫かと思うくらい色とりどりのコンテナを山積みしています。通関に携わる会社の方に聞くと、コンピューターの発達で巨大コンテナ船の建造が可能になったということです。コンテナを船に積み込むのには順番が重要で、寄港地の順序と重量の配分を考えて積まなければ、荷卸し時にとんでもなく時間が掛かることになるのと重量の偏りで船が沈みかねません。それをコンピューターが瞬時に計算し、連動したクレーン(操縦するのは人ですが)がテキパキとコンテナを船に積み込んで行くわけです。世の中、知らないところで変わってきています。

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