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2017年11月20日 (月)

二百四十二話 離職率データ

 厚労省の新卒離職率の推移をこの15年くらいで見ると、ある決まった傾向がうかがえます。それは、年によって多少の上下はあるものの、それほど大きくは変わっていません。
 3年以内の大卒離職率平均は最新のもので32.2%、いわゆる3人に一人でこれまで言われていたとおりです。細かな数字はよりも、ざっくりと傾向を知っておくことが参考になるでしょう。
 学歴別では、3年以内の離職率は大卒のおよそ3割に対して、高卒が4割、中卒が6割ではっきりと差があります。また、企業規模別でも大卒で見ると、1000人以上2割、100~999人3割、30~99人4割、30人未満5割とこれも明確に別れていて、ほとんど変わっていません。また、職種別にも随分と差があり、平均で小売が4割弱に対して製造業は2割というところです。それから、年度の推移で見ると、就職が厳しい、いわゆる買い手市場の時に採用した人材は景気が良くなるにつれ、離職率が高くなる傾向があります。
 いずれにしても、これらのデータは平均値で、もちろん、会社によって大きく変わりますし、もともと採用人数が少ない中小企業では、採用された人材の事情が多大に影響するでしょう。それでも、傾向を知っておけば、多少とも気をつけることができますし、その少しの配慮が定着率を高めることになります。よって、平均値より離職率を下げる会社目標を掲げるなどは大事なことといえます。

clipSF映画「ブレードランナー」を見たのはもう35年前です。退廃した未来都市が主役のような映画でしたが、そのコンセプチュアルデザインからデティールまでをつくりあげたのが米国の工業デザイナーPhotoのシド・ミードでした。近未来のカーデザインを監督のリドリースコットが依頼し、そのクルマのイラストの背景に描かれた未来都市を見て、都市設計、建物から小道具に至るすべてのデザインをシド・ミードに任せたのは有名な話です。新作「ブレイドランナー2049」でも同様にコンセプチュアルデザインを手掛けていますが、CGが無かったかつての状況と違って、今回は何でもできてしまいます。逆にありきたりのCG作品にならないよう苦心をしたことでしょう。でも、いかにもありそうで、隅々まで構築されたリアリティという、シド・ミードらしさは新作でもかなり出ていると思います(画像はAmazonn)。

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