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2018年2月

2018年2月28日 (水)

三百五十六話 スペシャリストコース

 紳士服のはるやまが、4月より販売員としても上位クラスへ上がっていけ、キャリアを積めるスペシャリストコースを新設します。これまでは、店長などのマネジメント職に就かないと、上位へ行けず、賃金も頭打ちだったのを改め、スペシャリストとして接客業を続けることができ、賃金もマネジメント職と同等になる道をつくったわけです。6年の店舗での接客等の経験の後、コース選択となるようですが、これは「人を動かしたり、店舗の業績に責任を持ったりというのはしたいわけではなく、引き続き接客業を続けたい」という社員ニーズに応えたもので、接客が優秀な人材の離職率の低下が狙いのようです。
 このような人材の定着、確保につながる、外からは見えにくい内部制度の改変は流れは、このところのわたしどもへの相談の傾向を見ても、かなり拡まっていると思われます。ただ、会社としては「マネジメントコースを選ぶ人がいなくなるのでは」という心配があるでしょう。両コースの差をどうつけるかが重要な課題になってきています。

「菜の花や月は東に日は西に」は蕪村が、現在の暦で4月頃に詠んだ句とされています。昨日夕方6時前ごろに撮った、このグランフPhotoロントの写真もまだ明るい東の空に真ん丸ではありませんが、月が掛かっています。1月31日の月食の日にもこの位置にありましたが、時刻は夜の9時前でした。間もなく3月、春は確実に近づいています。

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2018年2月21日 (水)

三百五十五話 仕事・ポストに相応しい人材

 人事制度を整備する目的は会社によってさまざまです。成果主義人事は年功の払拭、より貢献度の高い人により高い処遇をするなどをターゲットに導入する企業が多かったと思います。そのような人事制度整備の重要な目的の一つに、「今、もっともその仕事、ポストに相応しい人をその仕事、ポストに就ける」というのがあります。評価や賃金ばかりに目が行き忘れがちですが、会社の業績を一番に考えるなら最も重要ともいえます。
 年功を配慮したり、派閥など余計なバイアスがかかったりすれば、とうぜん人材配置は歪んでしまいます。それでは、もちろん会社としての業績に影響するでしょうし、顧客に迷惑が掛かることになるかもしれません。とはいっても、適正な人材配置を実現するのは実際はなかなか難しいのです。そもそも、その仕事、ポストを与えてみないと本当のところはわからないのも難しい理由の一つです。
 これだけ変化の激しい時代にはなおさらです。仕事もやってみて修正し正解を求めるというPDCAをまわすように、人材もそうあるべきといえます。つまり仕事やポストに「今、もっとも相応しい人」を選択でき、「やらしてみてダメなら交代させる」ことが本人とメンバーのストレスとならない組織にすることです。そのような自社の人事制度を模索することが大事な時代となりました。

写真の大きな建Img_2893物は三百四十三話で紹介した、大阪の茨木にあるヤマトのハブ型配送センター「関西ゲートウェイベーImg_2898ス」です。パート等の採用で、周辺の会社は設備の充実度では対抗できません。募集単価を上げるしかなさそうという声も聞きます。ちなみに2月より物流施設の一般の見学もできるようになりました。ちょっと偵察をしておくのも良いかもしれません。最新のマテハンを見ることもできるみたいですし。
 

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2018年2月13日 (火)

三百五十四話 地域別初任給

 人不足の売り手市場にくわえて、春闘や最低賃金アップの影響で新卒初任給相場も上昇しています。安倍政権の賃上げ主導以降、平均では毎年およそ1000円のアップです。その影響で中小企業も初任給を見直さざるを得なくなってきました。
 けれども、新卒初任給相場もけっして一様ではありません。厚労省調査の最新(2017年分)の県別新卒初任給額を見ると、地域によって初任給額に差があるのと、前年(2016年分)との差異にもかなり凸凹があるのがわかります。
 大阪でいえば、高卒(男)170600円(2017)の+1900円、高卒(女)168700円の+5800円、大卒(男)208300円の△600円、大卒(女)204100円の+5300円と女性の初任給が伸びています。大卒の男性がマイナスになったのは平均ですので、企業が初任給を下げたのではなく、高かったところが採用数を減らしたり、採用を止めたりしたためと思われます。そのように見て行くと、岐阜などは大卒(男)213200円の+13400円、大卒(女)217900円の+29400円と、とんでもない上昇ですので、企業数も限られ比較的低かったところへ、進出した企業が増えて高く採用する企業が引っ張ったのかもしれません。逆に和歌山は大卒(男)193200円の-9200円、大卒(女)177300円の-14700円と低調ですので、採用を控えたところが多かったのかもしれません。
 いずれにしても、地域ごとで相場を見るのはこれから特に必要そうです。なかなか人が採れない折、マイナスの地域で採用すれば、確率は上がりそうです。

GODIVAが面白い新聞広告で話題となりました。大人の女性のバレンタイン・デイが一貫したコンセプトのようです。「時流に乗って売れさPhoto_2えすれば、なんでもかんでもOK」というのではない姿勢を見せての戦略ですが、このあたりの話題づくりとブランドづくりはうまいですね。ジェローム・シュシャンさんが社長になって、GODIVAは業績を大きく伸ばした理由はこの話題づくりとブランドのバランスのように思います。

 

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2018年2月 8日 (木)

三百五十三話 2025年問題

 確実に予測できる問題の一つが人口に関わることです。
 7年後の2025年には団塊の世代がそっくり、75歳以上の後期高齢者となります。3人に一人が65歳以上という超高齢化社会への突入です。
 ところが、今年は労働力数が過去最高だった97年の6557万人をオーバーするといわれています。それは、女性と高齢者の就業が著しく増加しているからで、生産年齢人口に対する就業率は85%とこの5年で著しい伸びとなりました。安倍政権の成果の一つでしょうが、就業率もそろそろ限界です。20年くらいをピークに就業者も減り、消費も細り、経済が急速に縮むと予想する統計機関が多いようです。景気がもてば、人が足らずですから、どう考えても一人当たりの利益など生産性を高めないと、需要のある企業も生き残れないでしょう。これから中小企業は自社の儲かる規模を早急に検証することが必要になりそうです。

出張で東京へ行くと、「富士そば」という立ち食いそばのチェーン店にやたらと見かけます。外からのぞくと、外人客でよく賑わっています。なぜ「富士そば」に外人客が多いかといえば、「富士」という名前ということだそうです。もちろん、カレーやカツ丼がそれなりに外人客にもいける品で旨いゆえに口コミで広まったのでしょうが、ネーミングは大事ですね。でも50年ほど前の1号店を出したときには想像だにしていなかったことでしょう。

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2018年2月 1日 (木)

三百五十二話 外国人雇用

 厚労省の資料では、昨年の外国人就労者数は前年より20%弱増えたと思われ、この5年で見ると9割もの増加です。現在、外国人労働者数はおよそ130万人で、これは雇用全体の2%程度になります。雇用する事業所数もおよそ20万ヶ所と人不足の影響で、外国人労働者は欠かせぬ存在となりつつあります。
 国別では中国が約3割を占めますが、近年ではヴェトナムの伸びが大きく、昨年で4割も増加しています。また、技能実習生と留学生が20%以上と大きく伸びていて、この二つがヴェトナムの伸びに関係していると思われます。
 ただし、留学生でいえば増えているものの、法務省の17年のデータでは留学生から就職した人はわずか8%程度です。逆にいえば、留学生の新卒採用はまだ手つかず状態ともいえそうです。人不足の折、中小企業は検討の余地があるかもしれません。留意点としては、留学生の多くはキャリアアップ志向なのでひとによるでしょうが、長く勤める人は期待できないかもしれません。就業先に非製造業が多いのもそれが一因と思われます。でも、選別する必要はありますが、比較的まじめで熱心、日本語もある程度できる人が多く、仕事や目標を明確にすれば、良く取り組んでくれそうです。担当させる仕事を選べば、「買い得」といえるかもしれません。

最近、家内がパン焼き機を購入し、いろいろ試しながらせっせと焼いております。店で買うレベルに段々近づいてきたPhoto_2のと、前の晩にセットすると朝に焼き立てが食Photo_3べられるので、朝食パン派としてはなかなか有難いものです。粉やイーストも専門の通販から取り寄せたりしていますが、家内は送料が高くなったのがご不満のようで、近所の主婦仲間と共同で取り寄せたりしています。ときどき、新作にチャレンジして「うーん、これは」というのが出てくるのもご愛嬌というところでしょうか。
 
 

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