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2018年2月13日 (火)

三百五十四話 地域別初任給

 人不足の売り手市場にくわえて、春闘や最低賃金アップの影響で新卒初任給相場も上昇しています。安倍政権の賃上げ主導以降、平均では毎年およそ1000円のアップです。その影響で中小企業も初任給を見直さざるを得なくなってきました。
 けれども、新卒初任給相場もけっして一様ではありません。厚労省調査の最新(2017年分)の県別新卒初任給額を見ると、地域によって初任給額に差があるのと、前年(2016年分)との差異にもかなり凸凹があるのがわかります。
 大阪でいえば、高卒(男)170600円(2017)の+1900円、高卒(女)168700円の+5800円、大卒(男)208300円の△600円、大卒(女)204100円の+5300円と女性の初任給が伸びています。大卒の男性がマイナスになったのは平均ですので、企業が初任給を下げたのではなく、高かったところが採用数を減らしたり、採用を止めたりしたためと思われます。そのように見て行くと、岐阜などは大卒(男)213200円の+13400円、大卒(女)217900円の+29400円と、とんでもない上昇ですので、企業数も限られ比較的低かったところへ、進出した企業が増えて高く採用する企業が引っ張ったのかもしれません。逆に和歌山は大卒(男)193200円の-9200円、大卒(女)177300円の-14700円と低調ですので、採用を控えたところが多かったのかもしれません。
 いずれにしても、地域ごとで相場を見るのはこれから特に必要そうです。なかなか人が採れない折、マイナスの地域で採用すれば、確率は上がりそうです。

clipGODIVAが面白い新聞広告で話題となりました。大人の女性のバレンタイン・デイが一貫したコンセプトのようです。「時流に乗って売れさPhoto_2えすれば、なんでもかんでもOK」というのではない姿勢を見せての戦略ですが、このあたりの話題づくりとブランドづくりはうまいですね。ジェローム・シュシャンさんが社長になって、GODIVAは業績を大きく伸ばした理由はこの話題づくりとブランドのバランスのように思います。

 

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