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2018年6月15日 (金)

三百七十一話 賃金の差は仕事の差

 先日の最高裁判断は「継続雇用後も仕事が同じでも、社会に広く認知されている状況から、ある程度の減額は認めるものの、各手当については個別の意味合いによっては格差を認めない可能性がある」というものでした。この判例もこれからの日本の賃金のあり方を表していると言えます。つまり、賃金は仕事によって決まり、それ以外の例えば生活給的な賃金は各社のルールに基づいて決まるというもので、そこに正規、非正規など雇用のあり方の差は原則入れないとなります。したがって、ペナルティ以外で賃金を下げる場合は、仕事の違いを理由の第一に考えることが重要というわけです。
 「同一労働同一賃金」の流れは、政府がその流れに拍車をかけましたが、「賃金の対価」が明確になっていく上では必然といえるでしょう。「同一労働」の主軸はやはり「仕事」なのです。
 では、「仕事の違い」とはなんでしょう。一般的には、仕事の種類、仕事の重要度、仕事の難易度、仕事の範囲、責任の度合、能力の必要度、精神的・肉体的負担度などとなります。賃金に差をつける理由を説明できるようにしておくことが必要になっています。

clip大阪から神戸へ湾岸を走ると、左に夢洲の不思議な建物が見えます。大阪市のゴミ処理場(北Img_3251側の塔はスラッジセンター)というのは知っていましたが、やはImg_2898Img_3260_2中が気になってました。先日、機会があり見に行きましたら、建物の中は「おとぎの国」ではなく、普通の大きなゴミ処理施設でした。働いている人も変わりません。デザインはオーストリアの芸術家によるものですが、予算の限界なのか、徹底さはあまり感じられませんでした。どうせなら、外側の不思議さを建物内や作業員等にも作って欲しかったところです。

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