« 2018年6月 | トップページ | 2018年8月 »

2018年7月

2018年7月27日 (金)

三百七十七話 働き方改革法案①

 働き方改革法案が成立し、中小企業にもこれから順次、影響が及んで来そうです。脱時間給として野党も目の敵にし、報道等で盛んに取り上げられた高度プロフェッショナル制度は、実際にはほとんどの中小企業に直接の関係がないでしょうが、他の幾つかは準備が必要と思われます。
 中小企業で本当に実行しようとすると、ハードルが高い義務化の一つが、「年休の計画付与」でしょう。2019年4月以降の付与日からで、有給休暇10日以上の社員に年5日の付与が必要となります。すでに全員が5日以上を取得できている会社は問題が少なそうですが、多くの中小企業では取れない人は取れないという事情があると思われます。人不足な上にどうせよというのかと言いたくなるでしょうが、対応せざるを得ません。おそらく、すぐには厳しくならないと思われますが、まったく年休を取らない社員、取れない社員など、これまでは本人任せだったところも、これからは会社として考えなければならなくなりました。一斉か、部署か、個人単位か、時季はどうするかなど、部門の責任者等を交えて、今から検討が必要といえます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年7月20日 (金)

三百七十六話 外国人雇用

 厚労省の統計だと外国人雇用は昨年10月で128万人となっていて、前年比19.5万人増の過去最高です。国別では中国人がざっくり3割、ヴェトナムが2割、フィリピンが1割の順で、前年比ではヴェトナムが約40%も伸びています。
 この人不足から実態として外国人に頼らざるを得ないことから、政府は来年4月に新在留資格を設ける方針で、技能実習生の対象業種拡大や期間延長等により25年までに50万人の増加を見込んでいます。但し、ハローワークの外国人労働者専門官は全国に130人しかおらず、これでは19万ある事業所の相談やチェックに対応できないので、100人程度の増員を見込んでいるようです。つまり、これからはチェックも増えると思われます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年7月13日 (金)

三百七十五話 現場のリーダーの基本は「指示」

 事務職にしても、作業職や営業職にしても、実務の現場を監督するのが、リーダークラス(一般には班長、主任、リーダー、係長の肩書)です。リーダークラスは日々の実務業務を予定通り、確実に終わらせるのが一番の役目といえます。そのために、メンバーに仕事の割り振りをします。自分一人でできる仕事のボリュームには限界があるからです。
 仕事の割り振りをするには、仕事を伝えないとなりません。仕事を伝えることを「指示」といいます。リーダーにとって、良い「指示」は部署の仕事を確実にするための基本です。でも、形式的に決まった「良い指示」があるわけではありません。つねに「指示」は、メンバーの仕事の理解度や認識の度合で適切かどうかが変わります。
 たとえば、こと細かな具体的な「指示」は新人には必要ですが、ベテランには包括的な「指示」をすべきでしょう。そもそも、忙しいリーダーは毎回、細かな「指示」をしている余裕はないのです。
 では、忙しいリーダーが実際に実行できて、確実な仕事につながる、メンバーへの指示とはどうすれば良いのでしょう。それには、メンバーに「正しい指示の受け方」を教える必要があります。つまり、指示の欠けている箇所、曖昧な部分は指示を受けた側が聞くように指導することです。たとえば、受けた側が仕事の期日がわからなければ、「◯曜日の午前中で良いですね。」と訊くようにです。けっして、「いつまでにですか?」ではないことを教えないとなりません。

写真は安治川の河口に設けられている可動式の水門。高潮や津波を防ぐのですが、いざという時に備えて、本当に動くかときどき可動させています。これまでに2回見ていますが、いつもは上がっているアーチ状の門がこちら側Photo(上流側)に倒れていき、ダムのような形状になります。この大きさですから、ゆっくり動くために完全に閉まるまで30分かかります。また、動かすためには人が駆けつけないなりませんので、15分必要なようです。ちょっと大丈夫かと心配になりますが、この方法は極めて効果的とのことです。まあ、実際に使うときが起きないことを願うのですが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年7月 6日 (金)

三百七十四話 転職者の意思決定

 リクルートキャリアが、「転職決定者は誰からの影響が大きかったか」というような調査を発表しています。中小企業は中途採用も難しくなる中、このデータはある程度は参考になるでしょう。
 入社の意思決定に影響が大きかったのは、ダントツに「配属される先の職場の責任者」(44.9%)となっていて、続いて「入社先の人事」(32.4)、「友人・知人」(27.4)、「入社先の経営者」(23.9)、「親」(21.4)となります。転職者は「実際に必要なスキル等の確認」「具体的な業務内容の確認」「すぐに馴染める環境かどうかの判断」というのがその理由のようです。中途採用時には配属先の上司に面接に参加して貰い、上手く説明することが一番なようです。
 但し、年代別のデータを見ると、40代以上については、「入社先の経営者」も35.1%と上がっていますから、やはり総務、配属先の責任者、社長の三者のタッグが欠かせないということにもなりそうです。

クルマで神戸周辺を走ると、鉄スクラップがやたら積みあがっています。どうPhotoもこのところ上値単価が下がっているからみたいですが、ここへ来て、ロシアが輸出制限を発動するようです。韓国が大量に買っていたようですが、その分が日本に向かい、高騰するでしょう。積みあがったスクラップも一気になくなるに違いありません。もしならなければ、別の要因(たとえば米中貿易摩擦)が生じたことになります。勿論、これらは素人の憶測でしかありませんが、モノの動きで見る景気動向は結構確かな気がします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2018年6月 | トップページ | 2018年8月 »