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2019年2月20日 (水)

四百三話 人事制度の手順

 あらゆることに言えるのでしょうが、人事に関しても実施の順番はとても重要です。導入の順番を誤ると、効果が半減したり、制度のかたちだけで終わったりすることがよくあります。
 たとえば、「評価制度をきちっとしたい」などの依頼はよくありますが、役職制度や等級制度など、社内階層のしくみを整備しておかないと「公正な評価」を目指しても上手く行きません。また、目標管理などの導入も人事制度の枠組みがしっかりしていないと制度の定着率は低くなりがちです。教育なども同様で、社内階層のしくみ、賃金制度、評価制度が整っていると、実施の効果は高まります。逆にそれらが整っていないと、もちろんしないよりは良いのですが、成果は半減しかねないといえるでしょう。
 これらのことは、人事の各制度が関連して成り立っていることと、些細なちょっとしたことで社員の意識が変わってしまうことによるものです。なにから手を付けるべきかは、セオリーはありますが、自社の事情に合わせてよく考えてから導入することが大切です。
 最近では中小企業でも、OJT以外の新入社員教育も普通になりましたが、先輩社員の研修をしておかないと職場で活かされないことになります。そう考えると、人事は一朝一夕には行きません。根気よく継続することが求められます。

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