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2019年4月 7日 (日)

四百八話 ユニクロの初任給アップ

 ユニクロのファーストリテイリングが2020年度の初任給を4万5千円上げ、25万5千円にします。20%アップという、とんでもない額ですが、25万5千円は大手商社に並ぶ額で、ライバルとしているZARAが現行のユニクロと同じ21万ですから、ぐっと引き離すことができます。また、これはグローバルリーダーをめざす職種の新卒初任給で、地域限定の正社員は別です。つまり、人材は枯渇していて、とくにグローバルを目指す有能な大卒を採るには、大手商社並みにしないと採れないということなのでしょうし、大手商社パーソン並みの働きを期待しているといえます。
 それにしても、20年の新卒初任給を上げれば、当然、今年度採用までの同職種の給与を調整しないとなりませんから、人件費の上昇は半端ではないはずです。それくらい、この会社は「会社は『人』次第」と考えているのでしょう。
 これから、給与は一律から仕事別になっていきます。正社員も非正規社員も仕事以外では差が縮まり、仕事を軸に差がつくようになっていきます。中小企業もそのような流れを頭に入れておかないとなりません。また、仕事と賃金を軸とした制度化を考えないと、対処できなくなるでしょう。

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