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2019年6月 3日 (月)

四百十五話 考課者研修の段階

 5月と6月は考課者研修が夏季賞与に向けて多くなります。考課者研修は考課者を対象に実施しますが、おおむね3つくらいの段階があります。1)自社のルールを知る段階、2)ルール確認と目線合わせの模擬演習の段階、3)目線合わせの実践研修の段階です。これは、クルマ免許の教習と同様です。交通ルールや運転の基礎知識を座学し、教習場内を模擬運転し、実際の路上で実践研修するわけです。仮免や初心者マークのクルマはサポートや注意が必要なのも同じと言えます。クルマの免許でも順番があり、段階を踏んでいくように、考課者研修でもこの順番を間違えないことです。
 多くの会社で起こる人事考課の問題の一つに、考課者による甘辛があり、その原因に「他部署不審」があります。「他部署や他の者は、もっと良い点を点けているのでは。」というもので、自部署の点数をわざと高めにしてしまったりします。この問題などは、1)や2)の段階の研修では解決できません。3)の実践研修で実際の考課結果を使わないとなりません。でも、考課のルールの知識や考課の理屈がわかっていないと、部署間等の不審や対立を深めるだけになりかねません。自社の段階に合わせて研修することが大事といえます。

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