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2019年7月15日 (月)

四百二十一話 ギグワーカー

 政府は副業ができる環境を進めようとしています。ネックとなっている労働時間の通算などについて検討が始まっています。現在の労基法では、1日8時間超えの労働に対して時間外割増が発生し、仮に1日の前半6時間をA社で後半4時間をB社で働いたとすると、2時間の時間外割増が必要となり、それはB社で支払うことになります。B社は「本人がどこでどれだけ働いているかなど知らなかった」といっても、割増を支払わなければ法的には違反となります。
 この労働時間の通算をやめようということですが、もし改正になれば、企業と働き手をつなぐ、マッチングサイトがさらに活況を呈することでしょう。たとえば、企業が2時間だけ人手が欲しいと登録すれば、自分のちょっとした空き時間で仕事をしたい人がスマフォで返答するようなサイトです。すでにありますし、最近よく見掛けるようになったウーバーイーツなども同様のしくみです。これらの類がさらに増えることでしょう。それは飲食店のスタッフなどから、自宅での作業の請負に至るまで、チョイ働きをやりやすくします。それが副業であれ、チョイ働きをつないでそれだけでフルに働く人であれ、このような働き手をギグワーカーといいます。いわば空き時間でチョイ稼ぎをする人です。そうなると、自社の仕事のあり方を見直し、このギグワーカーを積極的に活用しようとする企業も出てくるに違いありません。

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