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2009年7月 3日 (金)

四十六話 石野誠一著『小さな会社の「一人前」社長業』

 石野誠一著『小さな会社の「一人前」社長業』 が出ました。「社長のルール」「経営のルール」に続く新刊です。
 「一人前」というタイトルも気になり、「一人前社員」と「一人前社長」で「一人前の会社」かもしれないと考えつつ読みましたが、小さな会社のリアルな目線でかなり具体的に書かれたその内容は、全てクリアするには容易いようで、一人前社長のハードルは結構高い、と言っています。社長業は本当に大変51nlcsebcll__sl160_pisitbstickerarrだと思います。
 カバー表紙の裏サイドに『自分の意思で社長になった人。やむを得ぬ事情で社長になった人。もうすぐ社長になる人。社長にもいろいろありますが、本書は、「いつの時代にも必要な」健全で強固な「一人前」の社長業を展開するための実務と技をまとめました。』とあるように、一人前社長を目指す人にとっては、つまり「社長はこうあるべき本」というより、必要な時に必要な箇所を読み、一歩ずつ一人前社長になって行くための本といえます。

 それにしても「小さな会社」の社長というのは多くの専門書にあるように、或いは一般に思われているよりはるか以上に「やむを得ぬ事情で社長になった人」が多いのです。だから多くの会社の社長が最初から一人前社長ではないのだろうと思います。
 社長業のたいへんさはやってみないとわからない、でも何をするのが社長業か、気が付いたときには課題が山積み、何から手をつければ良いのか分からない、というのが案外本当ではないでしょうか。だから、「人」の問題ではわたしどものような外部コンサルタントに相談をされたりするのでしょう。
 小さな会社の社長さんは特にホンネを相談する相手がなかなか無いものです。この本は社長の気持ちのわかる、ホンネに応えてくれるアドバイザーとして手元に置いておいて必ず役に立つ一冊といえます。

 

 

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