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2010年11月16日 (火)

百十二話 人が採れる

 中小企業は恒常的に人材不足といわれていますが、今は人が採れます。関与先等でも募集を掛ければ、すぐに50名ぐらいの応募は集まっています。しかも、これまでは縁の無かったような学歴の者が来たりして、選ぶのに嬉しい悲鳴となったりしています。
 今年の新卒で職に就けていない人が昨年よりも、なんと3万1千人増えて7万5千人となっています。中小企業でも選べるぐらい応募が集まるわけです。もちろん、景気の回復が見えても大手企業が採用を抑えているからで、中小企業にとっては好機ですが、採用に躊躇するのは中小企業も同じです。景気の先行き不透明感、派遣の規制問題、最低賃金のアップ、円高、高い税率、よりコストダウンの要請等から、大手企業は国内に投資をしません。工場の海外移転、海外企業の買収、海外の下請けの活用など、雇用の海外流出はすさまじい勢いですが、イコール仕事の流出ですから中小企業も煽りをくらって、採用どころではないところがほとんどです。
 現在、中小企業で人を採れるところはきわめて良い会社です。人材の差は3年後ぐらいから効いてきますから、このような会社はますます良くなる可能性大です。中小企業は採用に慣れていないので、慌ててよく選ばず採用しがちですが、試験、面接と充分時間を掛けるべきです。大卒の初任給平均も0.7%ダウンしていますが、安く採用できるからといって、自社の賃金体系を崩してまでしてはいけません。あとでしっぺ返しが来ます。それよりも、自社に適した人材をきちっと選ぶべきです。

Photo分とご懇意にして頂いています、桂雀三郎さんの独演会が11月23日に大阪サンケイホールで行われます。出し物は「らくだ」「三十石 夢の通い路」。つうの方によると、なかな か難しい演目だそうです。上方お笑い大賞最優秀技能賞 受賞の個性派雀三郎さんがどう演じるか見ものです。落語ファンならずとも是非どうぞ。もう15年ぐらい前になりますが、父の法事で(賑やかにするのが家系で)雀三郎さんに一席お願いしました。座敷の卓袱台の上での落語に集まった皆さんは呆気にとられていましたが、賑やかな法事となりました。若かった雀さんも今やサンケイホールを満席にする実力派となられました。(写真は一昨日、私の妹に日本舞踊を教わる雀さん。研究家です。)

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