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2011年1月27日 (木)

百二十二話 海外で稼ぐ

 日本企業の海外への直接投資の勢いは治まる気配がありません。海外進出企業の好業績が保証しています。国内の空洞化、雇用が心配ですが、法政大の小池和男教授が英国の先例をあげて意外に大丈夫と日経に寄せています。
 英国企業の海外部門からの所得はGDPの6%にのぼり、GDPの実に6割をこえる海外直41qiro0itvl__sl500_aa300_ 接投資残高とその高い収益率のおかげだといいます。日本の海外直接投資残高はまだGDPの14%ですが、増加速度からすると数年で25~30%になるとしています。しかも日本も収益率が良いと。問題は雇用ですが、これについてもかなり貢献するとしています。仮に海外で4万人、国内で1万人を雇用する企業があるとすると、海外派遣要員の必要人数は国内1万人の過半に達するとしています。そして製造業の場合、その中心となるのは管理職ではなく、ポテンシャルの高い現場要員だといいます。つまり、現場の監督職クラスといえるでしょうか。マニュアルに書けない問題や変化に対応する、このクラスの人材層の厚みが日本の競争力の源泉としています。なんとも頼もしい話しです。これから、海外OKの主任・係長クラスの価値が高まります。

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