百十五話 EVタクシー
先日、会社から徒歩2分の新梅田スカシティで大阪府主催のEV(電気自動車)タクシーの出発式がありました。大阪府のEV関連産業振興プロジェクトの一環で、参加す るタクシ ー会社32社に助成金つきの50台が納車されたとのことです。クルマは日産のリーフで、料金は一般のタクシーと同じだそうですが、とても静からしいとのこと。EVの普及はクルマそのものより、インフラの問題なので鶏か卵かだから、どこかがやらないと進まないということのようです。
いつもこのような官公庁のプロジェクトの立ち上げは勢いがいいのですが、その顛末がどうなったのかわからないものが多すぎます。何をめざし、初年度はどこまで達成し、成果は何で、何が課題として残ったのかを総括すべきです。われわれの税金を使う以上、うやむやは許されないはずです。そのためには、まず初年度の明確な達成基準を明示すべきです。
中小企業も決めたことを継続するのが苦手で、三日坊主の得意な会社が多いのですが、それをカバーするしくみとして、目標管理を導入する会社が増えました。
そろそろ関与先の会社でも目標管理の結果確認と次期目標設定のシーズンに入ります。明確な目標と結果確認、これをきちっと継続するだけで、確実に業績があがります。
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