百ニ十八話 天空のファミマ
少しローカルなニュースですが、JRの大阪駅が5月に新装オープンし、大屋根のターミナルや伊勢丹がやってきました。毎日通っている駅ですが、人は随分増えたように思われます。地階B1、B2のスイーツのフロアなどは東西の通路にもなっているせいもあって、混雑がいまだに絶えません。上階のレストランのフロ
アも土日は、どこも並ばないと入れない状態です。JR西日本としては大当たりだったのではないでしょうか。いずれにせよ長い間、景気がぱっとしない関西に明るい話題であることは確かです。
新装の駅の上、大屋根の直ぐ下が待ち合わせ場所の「時空の広場」(写真左上)です。ホ ームが見下ろせてなかなか気持ちの良いところです。洒落たオープンカフェがりますが、ホテル並みに高いので、待ち合わせる人を選んだほうが良いと友人が余計な忠告してくれました。
それよりもずっと上の階に「天空の農園」があり、その途中に映画館やレストラン街があります。そこは、テラスになっていて、そのフロアの端にコンビニのファミリーマートがあり、「ファミマ」と看板が出ています(写真右中)。つくりは周囲に会わせて洒落ていますが、値段は他のファミマと同じです。コンビニたるところです。ファミマで飲み物を買って、テラスのテーブルで飲んでいる人も大勢います。わたしも時々、原稿書きなど仕事に利用させてもらっています。カフェで寛ぐか、ファミマで癒すか、文化に幅が出てきましたし、JRも懐が深くなってきました。
11階にあたるテラスから、開発中の貨物の大操作場が見えます(写真左下)。大
阪の最後の大物物件といわれていますが、この敷地に何が来るのか、まだ全容が見えません。大阪の起爆剤となることを祈るばかりです。個人的には、周辺に散在してしまった有名大学を呼び戻せと、いいたいところですが。ちなみに、写真のカガミ張りの梅田スカイシティビルの向こうに弊社があります。
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