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2011年8月 7日 (日)

百三十二話 自動車産業の求人難

 震災による自動車関連部品の供給が回復し、秋から関連各社が本格増産の体制に入ります。厚生労働省のデータで自動車組立工(輸送用機械組立・修理)の6月の新規求人倍率が、震災直後4月の0.56倍から1.04倍と急回復しています。秋までに自動車大手だけでも募集人員が1万人規模に達すると見られています。あまりに急な採用増のために、募集に応募が追いついていません。9月以降は過去に類を見ない採用難になるとの予測もあります。リーマンショック時に期間従業員の雇い止めなのでイメージが低下しているのと、震災後の失業給付がまだ効いていることも影響していると考えられます。
 当然、これから賃金が上がってきます。日経によると、製造派遣の募集時平均時給は昨年下期で1029円(関東)ですが、リーマン前より4.6%低い水準んですのでそこまでは近づいて来ると考えられます。
 裾野の広い自動車関連産業の影響は多大です。製造業の求人難は当面広がるでしょう。急な落ち込みと急な回復がが主な原因ですので長くはないでしょうが、規模が大きいのが懸念されます。
 いずれにしても、中小企業は景気が回復すれば、今度は雇用の確保に悩まされそうです。

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