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2011年10月31日 (月)

百四十一話 新卒採用増

 日経の調査で、来春の大卒内定者が今春比2.2%増となりました。4年ぶりの増加です。といっても理工系7.7%UPが牽引していて、その他はマイナスです。高卒も△11.3%で雇用低水準の厳しい状態は変わっていません。
 これは大手企業の数字ですが、新卒の市場は大手次第です。慢性的に雇用難の中小企業は大手が手控えているときが、人材獲得のチャンスであるといえます。

 このところ中小企業にも人材がまわってきています。いつまで続くか分かりませんが、今まで来たこともなかった企業にも多数の応募があり、履歴書を見たこともない高学歴の人材が獲得できたりしています。中小にとっては有難いことですが、どこでも未経験の人材に採用はしたもののこれからが大変と考えています。

 雇用は3年が節目です。3年以内の離職の防止に教育が重要な要件の一つであることは間違いありません。採用後3年ぐらいは新人教育に力を入れる必要があります。新卒を採った関与先の企業でもそのことに気がついていて、いずれも教育に力を入れ始めています。OJT(現場の実地教育)だけではダメで、難しいことは必要ありませんが、一般的な研修も必要です。特にコミュニケーションに関する、聞く、話す、読む、書くの基本が大切といえます。

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