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2012年2月 5日 (日)

百五十三話 海外で働く日本女性~その④

 友人で現代美術画家の二木直巳君が、20年ほど前にフィレンツェで下宿生活をしていました。画業とイタリア語の勉強だったそうですが、二度にわたって行っていますから魅力のあるP1000353 都市だP10003551ったようでP10003562す。当時は、ショップや食堂で働く日本人は皆無だったそうです。それを思 うと現在は頼もしいすがたといえるでしょう。当時、2食付の下宿に居て7,8 万円だったそうですから、今だと2倍弱くらP10000831いでしょうか。現在は共同生活型のアパートで、5,6万円くらい、個室型でその倍くらい。もちろん自炊で光熱費も別です。イタリアは物価は高く、賃金は安い ので大変と思いますP10000911。ショップの店員やトラッテリアなどのウェイトレスをして10万~12万円 程度の収P10000901入みたいですから、稼いだ分は生活費で消えることとなります。働きながP10000981ら語学や 資格の習得で学校に通うと足がでてしまいます。ちな みに、日本も国債が破綻して、消費税が20%に上がり、賃金が下がると、このフィレンツェの生活ようになることでしょう。でも、フィレンツェの人はみんな陽気で、誇りを持って生活をエンジョイしていますね。

二木君が下宿していた辺りも歩いてみました。中世から残る街並みは魅力的です。美しい路地が沢山あります。アパートは皆、入口にインターフォンがあって、呼び出して開けてもらうようになっています。クルマはシビアな縦列駐車ができないと運転できません。日本では見慣れない大きな?ミニクーパーをよく見ました。

 

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