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2012年3月 2日 (金)

百五十七話 ポジティブ・オフ

 昨日、近畿運輸局や経団連、日労組総連、日経などが主催する、「ポジティブ・オフ」の講演会が近くのスカイビルであり、参加しました。トリンプ・インターナショナル・ジャパンの元社長の吉越浩一郎さんの基調講演があったからです。その後の白石真澄さんがコーディネイトするパネル・ディスカッションも聞きたかったのですが、予定ができて断念しました。吉越さんは相変わらず、熱っぽく、はっきり言う語り口で、あっという間の90分でした。聴講者が元気を貰える数少ないスピーカーです。、「ポジティブ・オフ」とは、「働く密度を高めて積極的に休51fj27uhkql__sl500_aa300_ みをつくる、残業をしない」仕事の仕方、会社のあり方のことですが、今のままの日本人の働き方では、韓国、中国に勝てないどころか、過労死か鬱で倒れてしまうと、熱く語っていました。ここらで、発想を変え、働くスタイルを変えないと本当に駄目になると、外資系の企業経験からのエピソードを交えての話は説得力があります。その鍵は、「任せるリーダーシップ」とのことですが、基本同感です。ただし、大手企業が「ポジティブ・オフ」を進めると、必ず中小企業にそのしわ寄せがくるのです。推進運動なら、誰か中小企業の視点からアピールして欲しいものです。

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