百五十九話 海外で働く日本女性~その⑥
フィレンツェの中央市場では、店舗で働いている4人の日本人女性にお目にかかりました。日本人女性が多いのは、たぶん、日本人観光客が多いことも理由の一つでしょう。3人の方はフィレンツェにもう6,7年いるということでした。やはり居心地が良いようです。早朝7時~午後3時までが市場の時間で、それからフリーの自分の時間となり、皆さん語学の勉強や資格を取得するということです。目的意識がとても高いですね。市場の中は外よりも寒く、冷蔵庫のようなものです から、とくに女性は厳しそうです。 防寒はかなり念入りにされているようでしたが、どこでも甘い仕事はありません。見掛けのイメージだけでは働けません。続けるには、強い意志が必要ですね。
上2枚 フィレンツェは肉の都市です。見たことも無い生ハムやソーセージ、鶏やウサギなどの肉がいっぱいです。ハムといえば普通に生ハムです。試食するとたまりませんね。左2、3枚目はチーズ店です。日本人女性が包丁に載せて試食をさせてくれました。この方も市場を終えると語学の勉強だとか。右下 チーズのお店で働く日本女性とイタリア女性です。イタリア女性は同行の大手電機メーカーの方によると今回の旅で一番の美人だったとか 。お陰で、わたしもチーズを買い込みました。赤ワインとの相性は抜群 です。
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