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2012年7月15日 (日)

百七十八話 需給ギャップ

 リクルートワークス研究所の調査では、来春の大卒の就職希望者数が、1000人以上規模の企業と1000人未満で久々に逆転をします。1000人以上が21.3万人、1000人未満が22.2万人で、逆転は14年ぶりとなります。このことは、大手と中小との需給ギャップ、いわゆるミスマッチの解消が進んでいることを意味します。ですが、中小はいぜん求人難です。ましにはなりましたが、まだまだ大卒は大手指向です。求人状況を示す求人倍率で見ますと、500人以上の企業は0.6倍、300人未満だと3.27倍です。0.6というの学生1人に対して、雇う企業が0.6社ということです。就職難というのは、大手のことであって、やはり、中小は慢性的に人材難なのです。

Photoィレンツェのウフィツィ美術館にはダビンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、ボッティチェッリなど教科書に出てくる名画が揃っています。さすがに予約しないと入れないというので、予約料は掛かりますが早くにネットでしておきまし た。便利になったものです。見るのに半日掛かるような作品点数で、ほとんどルネッサンス期とそれ以前の宗教画です。一定レベル以上の美術品がごろごろあるに圧倒されますが、でも優れた作品というのは、誰もが知っている作家のものなのです。それは、やはり上述の作家くらいの少数でしかありません。日本でも同じですが、知られている優れた作品とそれ以外との差はとても大きいのです。

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