百九十四話 東へ西へ
先月末辺りから、人事考課の研修と目標管理のフォローなどで出張が続いています。毎年、そういう時期なのですが、今年は特に東京、九州、近畿一円を飛びまわる結果となっていて、まだもう少し続きます。
中小企業はどこでも社員を集めるのがたいへんです。管理・監督職といえども、実務に携わり、なかなか抜けられないので、一度に集まるような時間が取れないのが実情です。よって、研修等も夕方からとかがどうしても多くなります。新幹線などのお陰?で夕方入って、研修をし、その日に帰ることができるようになりました。ありがたいことですが、続くとさすがに少々くたびれてきます。また、忙しくなるのは春と秋の丁度季節の変わり目にあたります。今年は晩夏から急に初冬になった陽気で、身体がなかなか付いていきません。こういうときにいつの間にか歳をとったことに気づかされます。
ところで、いつもよりやや出張が多いのは、会社に時間的余裕が若干あるからかもしれません。少し余裕があるうちに教育をということでしょうか。でも、新幹線など、東も西も昼間でも満席です。足元の景気がそれほど悪いとはどうしても考えにくいですね。外国から見たら不思議な国に見えることでしょう。
関西でも馴染み深い、日本銀行や中ノ島公会堂、奈良ホテルなどを設計した辰野金吾による東京駅が復元されました。
赤
レンガ造りの懐かしく美しい外観とホテルとしての機能を備えながらクラシックな趣を活かした内装は、新しい名所となっています。特にライトアップされた夜景は対照的な現代風
高層ビルをバックになかなかのものです。こ のようなリニューアルはお金はかかるのでしょうが、集客力は凄いでしょう。関西からすれば羨ましい限りですが、ハコモノでもこのようなハコモノは価値があります。発想力の問題でしょうか。うめきた開発辺りに何かないのでしょうか。
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