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2013年1月 1日 (火)

二百二話 賃金の大きな流れ

 このところ、というか、この20年、大きく見ると初任給は横這い、昇給は定昇のみと大きな変化はありません。雇用延長に伴い、50歳以降のカーブが抑制されてきたくらいに見えます。ただし、それは正社員の平均的な話で、非正規や業種等個別に見ると違ってきます。
 日本の賃金において、一つの大きな流れは、仕事に対して払われる、仕事の対価といしての賃金が、企業の中だけでなく、社会的に進んでいることです。つまり、比較的たいへんな労力を必要とする或いは、大きな価値を生む仕事の割りには低く抑えられている賃金は上がり、その逆の大した仕事でもないのに、これまでの慣習や既得権で高止まりしている賃金は下がる傾向にあることです。その比較が社内だけでなく、職種を横断して、起こっていることです。但し、現在は上げの圧力より、下げの圧力の方が強い傾向にあります。つまり、一般的なA職種の事務の賃金より、それほど難易度も高くなく、ハードでもないB職種の事務の賃金が高い場合に、B職種の事務は下がるということです。つまり、職種を横断して、仕事に相応の賃金という視点ができつつあるといえます。しかし、それは見た目には、一企業の賃金改訂として行われており、社会的な運動や圧力があるわけではありませんので、特に話題として取りあげられていませんし、専門的に見ないとよくわからないでしょう。でも、静かに起こっており、徐々にですが確実に進んでいます。

新年おめでとうございます。昨年は世界がトップ交代で、経済は凍結状態の年でした。今年の日本は円安株高で始まる好スタートとなりますが、たぶん夏の参院選までは持ちそうです。復興需要もピークを迎え、あながち悪い材料ばかりではなさそうです。エネルギーの高騰に対して輸出や内需が追いつくか、というところでしょうか。個人2013et的には、宿題が山積み、暮から自宅に缶詰状態で、正月中も続きそうです。今年も、ドタバタと慌ただしく過ぎるのでしょうね。
今年は年賀の絵を描く時間が無くて、神戸港の写真を娘にイラストチックに加工してもらいまし た。プリントすると暗くなってしまい、どうしても調整できず、ちょっとイメージと違ってしまいました。やはり、手を抜くといけませんね。

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