« 二百三十二話 中小の景気 | トップページ | 二百三十四話 ビッグデータ② »

2013年8月 5日 (月)

二百三十三話 伊藤忠の残業削減

 日経によると、伊藤忠が残業対策にユニークな手法を導入します。夕方以降の残業を減らし、定時就業開始時間前の早朝にシフトさせようとするものです。深夜残業を禁止し、夕方以降の残業削減を促すと同時に、午前5時から9時までの早朝残業の割増率を所定内給与の5割増しにします。健康や家庭との両立に配慮した制度とのことですが、相手次第、時間がままならない超忙しい商社で果たして目論見通り、上手くいくかどうか。5割増しの思い切ったしくみは、残業時間の削減になっても、残業代の削減に繋がるのかどうか。でも、一度経験して味を覚えた人を中心に、少しずつ早朝型の人数を増やしそうな気はします。また、早朝シフトは、確実に仕事の能率を高めます。そうなれば、結果として人件費あたりの生産性は上がるでしょう。見届ける必要はありますが、中小企業でも夏季など期間限定とか工夫をして取り組むのも考えられそうです。

近所にワイン好きの方が何人かいて、ときどき持ち寄りの飲み会を開きますが、最近はめっきり飲めなくなりました。
 20代に甲府の大月というところで、仲間7人と体育館くらい広さのある牛舎を借り、工房として使っていたことがあります。使わなくなった牛舎は乾燥した牛糞が40センチくらい積もっていて、それを取り除いてコンクリの床を出すのに1週間ほどかかりました。工房が出来上がってからは、ときどきゲストも着て飲み会を開いたものです。地元に一升瓶に入った安い甲府ワインがあり(1本700円くらいでしたか)、一度飲み会が盛り上がり、10人ほどで1ダースを空けたことがあります。予想を裏切らず、翌日は経験したこともない酷い二日酔いでした。

| |

« 二百三十二話 中小の景気 | トップページ | 二百三十四話 ビッグデータ② »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 二百三十三話 伊藤忠の残業削減:

« 二百三十二話 中小の景気 | トップページ | 二百三十四話 ビッグデータ② »