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2014年3月16日 (日)

二百六十四話 トヨタとほっかほっか亭のベア

 トヨタの労組が求めていたベア4000円に対して、経営側の回答が2700円で決着しました。想定以上の高額回答で今春闘を引っ張るかたちとなりました。過去最高益となる営業利益ではありますが、もともと非常に高い水準ですから競争力を考えれば、思い切った決断だったと思います。裏返せば、自信の表れといえるでしょう。これでトヨタの今年の昇給は、定昇が7300円程度と言われていますから、丁度平均およそ1万円となる計算です。とんでもないですね。これだけ多いと、中小企業も対岸の火事と傍観では済まされなくなります。影響は少なからずあるでしょう。15年新卒初任給はかなり引っ張られることになりそうで、要注意です。
 とんでもないといえば、ほっかほっか亭を運営するハースクレイが初任給を75000円アップします。連結で500人くらいの会社ですが、こちらも思い切った賃上げです。これで大卒初任給281190円で、これだけ高いと他社との差別化が図れます。これは人材の確保が厳しくなるととの想定でしょう。
 これからサービス業は思い切った賃上げをするところがまだまだ出てくることでしょう。雇用と賃金の状況は大きく変わりつつあります。

 

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