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2015年9月 6日 (日)

二百三十話 エシカル消費

 「人や環境、社会に配慮した買い物」をエシカル消費というらしい。エコ、ロハスなどの考え方をもっと拡げたようなものです。自然食品や環境に配慮した素材、動物実験しない製品開発、植樹に寄与する商品、途上国支援の商品、地元の素材を使った商品、河川の清掃をPRした商品など、大手企業は研究部門などをつくって、すでに積極的に取り組んでいます。消費者もかつては節約やボイコットなどで市民運動を展開したりするのが先を行くイメージだったのが、「良いものなら積極的に買う」のがカッコイイというように変わってきたようです。
 いずれにせよ、企業が消費者を選ぶのではなく、消費者が企業を選ぶ時代ということなのでしょう。
 同様のことは、社員にも言えて、新卒採用も会社が選んでいるように見えて、実は選ばれているのかもしれません。エシカルも一つの流行語でしょうが、就職活動の一環で学生は意外に知識があったりします。面接で「御社はエシカルな活動を何かされていますか?」という質問を逆にされて慌てないように、エシカルという言葉くらいは知っておいても良いでしょう。

写真はヨーロッパに旅行に行っていた妹から貰ったベルギーのお土産のチョコレートです。さすがにチョコの本Photo場で、日本のものとは少し違った味でとても美味しいのですが、ちょっと驚いたことがあります。写真のようなセットでプラスチックの透明のケースに入っているのですが、左端の紙の箱に何が入っているのかと愉しみに開けたら、空箱でした。完全に底上げです。日本ではこのようなものはないと思うのですが。まして大阪だと苦情殺到ですね。

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