二百三十六話 時短のワザ
16日に明日香出版社の著者大会があり、メインセミナーとして「ヒット書がヒットした理由」の座談会がありました。今年もっとも売れた本の一つが、2万8千部出した「絶対に残業しない人の時短(しごと)のワザ」で、著者の伊庭正康先生から幾つかノウハウの紹介がありました。伊庭先生は、もとリクルートの叩き上げの営業マンで、自身も残業をせず、一週間前には目標を達成していたという凄腕です。
話の中で売れる本のノウハウとは別に、「残業ゼロ」について、二つのポイントを仰ってました。一つは「気持ち」だそうで、どこまで「本気」で残業しない気があるかどうかということです。もう一つは、ちょっとした「すぐできる工夫」の実行だそうです。したがって、この本の構成も、この二つを柱に書かれてあるとのことでした。
またご自身の本の執筆についても時短のワザとして、音声入力の活用を披露されてました。Siriでスマフォ入力すれば、1時間で2000字書けるそうです。うーん、とても真似できそうにありませんね。
東京hinoギャラリーで開催中の大塚新太郎君の新作です。今回は透明樹脂製だそうで、「緊張感」と「まったり感」という相反する空間を感じさせる作品でした。これまでの作品もそうですが、大きさと形、それに磨き上げられた質感とが相俟って、見る人に作品との距離を強烈に意識させます。今回も期待を裏切りませんでしたね。
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